はじめに
やっとこさ試験受けてPassしてきた今日のうちに愚痴らせてもらいます。
主に勉強法について書きます。まぁ、入門資格だしありふれた内容なので流し読みしてください。
2025/2/22受験の、CCNA(200-301)でバージョンはv1.1 です。※おそらく
目次
自己紹介
・Linuxとスイッチ触る程度の高卒ぼんくらネットワークエンジニア
・所持資格はLPIC Level1だけだった
・勉強期間はちょうど7か月。平均週6日/1.5時間くらい
・スコアレポート 平均約92%
※同時期のPing-t合格体験記を見るに、たぶん簡単な期間(月ごと?)だったもよう
科目 | 割合 |
---|---|
Automation and Programmability | 80% |
Network Access | 100% |
IP Connectivity | 100% |
IP Services | 90% |
Security Fundamentals | 93% |
Network Fundamentals | 90% |
要約
・白本に時間かけるのはやめとけ。基礎勉強もPing-t/Packet Tracer/GNS3で良いです。
・盲目的に純粋な心で勉強せずに、試験のルールやCisco語などについてもちゃんと調べておかないと危険。
・絶対受かりたいなら9tut最強。たぶん有能なら2,3週間で普通に受かる
もうほんと、これだけ。
こんな勉強法はやめとけ
基礎勉強として白本に時間をかけるのはやめとけ
どんな参考書がいいのかな~。「CCNA 参考書」検索っと。う~ん白本ってのが良いってみんな言ってるなぁ。じゃあ買うか。
→ここまではおk。
白本買ったったぜ!CCNAの範囲もよくわからんしとりあえずこれで勉強しよ!なんか分厚いしこれやりゃ力つくっしょ!!!
→おう、やめとけ。※実話
白本で勉強したことある方なら分かっていただけると思いますが、とにかく分厚いので時間がかかります。
だというのに、Ping-tの問題や試験に出ることが書いてなかったりします。
おまけに文章も冗長で、新出の単語の解説もなかったりすることも多々あります。
※特に「16.2 CiscoのSDNソリューション」マジ魔境でした。僕のような低能には1ミリも理解できない上、「XXについては後述」が多くググりながら勉強しました。まぁほとんど試験に出ないんで意味なかったんですけどwww
(あとCisco ACI全く知らないけど、ここでスパインリーフが出てくるの本当に意味が分からない。リーフスイッチの増設について試験問題に出ましたが書いてないし。)
あと気にしすぎかもですが、ミスリード的な文章が多い気がしてなりません。初出の概念や単語について一つずつ理解したいタイプなのですが、あとで改めることが何度もありました。
僕はNotionに全部まとめるように書いてなんやかんや完走しましたが、完全に間違ってました。後半ぐらいから疲弊してキレ散らかしてNotionに愚痴を挟む頻度が多くなってました。みんな、本当にやめておいたほうがいい。
ここまで書くだけ書きましたが、僕が至らなかっただけで教材としては良いと思います。
Ping-tを完璧にしようとするのはやめとけ
Ping-tの合格体験記に名を連ねるのは、未出題0・圧倒的ヒット/コンボ数の方々。ここまでやらないと受からないのかな・・・
→いや、決してそんなことはありません。
まず問題数が1595問(2025/2/22現在)と多すぎますね。ピックアップ問題だけなら半分くらい?になりますが十分だと思います。
ちょっとイジワルな問題も多く、裏を読むのが癖になりがちかと思いますが、実際の試験では85問(内シミュレーション問題とドラッグアンドドロップ問題を含む)を120分で解く必要があり、
加えて、そこまでややこしい問題も少なく、さらにCisco語などで訳わからん問題があるので、裏を読まない方が良いです。
逆にPing-tに適応しすぎると、毛色が違う問題も数多いので逆効果になると思います。
ドラッグアンドドロップ問題はあってないようなものだし。過信は禁物です。
まぁ、これくらい難しいほうが勉強してる段階ではちょうど良いとは思います。ピックアップ問題に絞らなければ知識も広がるし。
試験のルールやCisco語等々について時間かかるけど調べとけ
問題数と制限時間。1問答えたら決して戻れない。Cisco語の難解っぷり。範囲に比べて問題が偏りすぎていること。直近の合格体験記の問題範囲(性善説に基づく)。などなど
これらは試験を受ける直近の情報をしっかり調べて自分の実力と照らし合わせないと、試験場で土壇場力を試されることになります。
ゴールを意識した逆算。ネットで調べるにしても古い情報も多いし難しいんですが。
この勉強方法だったら良かったかも
基礎勉強はPing-t(+Packet Tracer/GNS3)
5か月かけて白本終わってからPing-tに行ったのですが、解説(参考)が分かりやすすぎて感動しました。これでいいじゃん!と思いました(´;ω;`)
問題1問に関する基礎情報が表示される形式なので、分野を1つずつ絞って問題はスキップしながら、見たことのない参考がでなくなったら次の分野に進む、という感じでしょうか。
スイッチやルータに設定を投入するシミュレーション問題も出たので、スイッチはPacket Tracerで、ルータはGNS3で練習するのが良いと思います。
一部スタックとかの未対応な機能や、特定の機種(仮想機器)でないと対応していないコマンドもあってガチりづらいですが、CCNAの範囲であれば問題ないと思います。※僕が受けた試験ですが、IPv4,v6のアドレス設定や、VLANとかEtherChannelの設定ぐらいでした。
時間をかけても深い知識が欲しい方は、「ネットワークエンジニアとして」さんのCCNAイージスをオススメします。
実は白本の前に「TCP/IPをはじめから」「Ethernet LANをはじめから」で勉強してましたが、わかりやすいし何というか正直楽しかったです。
不安なら9tut
禁断の一手。ですが我々のような貧乏人には4万7千円という試験費用はあまりに高く、会社の負担も望めない場合は9tutで良いです。
良心やプライドに、CCNAの勉強にかける膨大な時間やお金と同等の価値はあるでしょうか。いやありません今すぐにかなぐり捨てましょう。ぼったくり反対!
僕は試験1週間前に不安すぎて手を出してしまいました。(一応本当ですと書いておきます) Yahooフリマの翻訳版を買いましたが、ハズレもあるらしいので注意。
白本とPing-tしか知らなかったので、危うくCCNAではなくCisco語検定を受けさせられるところでした。Ping-tの問題との乖離も痛感しました。
体感Ping-tの半分くらいの難易度ですね。簡単だなぁと思ってより早く問題文の趣旨を理解(予測)して解くことに集中しなければならないとすぐに理解しました。
シミュレーション問題は記載なかったですが、的中率は結構高い・・と思います。他のダーティな教材は良く存じ上げません。
これだけやっても受かる人はいると思いますが深い賢者モードになりそうだし、やはり基礎勉強した方が理解しやすさとしても良いと思います。
以上。
疲れた。寝る。しばらく勉強しないもん。