はじめに
こんにちは!
今回も、備忘録を兼ねて。
Pythonでプログラミングをする上で、変数やデータ型は、とても大事ですね。
変数はデータを入れる箱のようなもので、データ型はその箱に入るデータの種類を表します。
今回はPythonの変数とデータ型について、解説していきます。
変数とは?
変数とは、データを格納するための名前付きのメモリ領域です。
「変数名 = 値」のように書くことで、値を変数に代入することができます。
# 変数の定義と代入
name = "やました"
age = 20
height = 170.5
# 変数の値を表示
print(name) # 出力結果: やました
print(age) # 出力結果: 20
print(height) # 出力結果: 170.5
データ型の種類
Pythonには、様々なデータ型が存在します。
代表的なデータ型は以下の通りです。
データ型 | 説明 | 例 |
---|---|---|
整数(int) | 整数を表す |
10 , -5 , 0
|
浮動小数点数(float) | 小数を表す |
3.14 , -2.7 , 0.0
|
文字列(str) | 文字列を表す |
"Hello" , "Python"
|
ブール値(bool) | 真理値を表す。 True (真) または False (偽) のいずれか。 |
True , False
|
リスト(list) | 複数の値を順番に格納する。 |
[1, 2, 3] , ["apple", "banana"]
|
タプル(tuple) | 複数の値を順番に格納する。ただし、値の変更は不可。 |
(1, 2, 3) , ("apple", "banana")
|
辞書(dict) | キーと値のペアでデータを格納する。 | {"name": "やました", "age": 20} |
集合(set) | 重複のない要素の集合を表す。 |
{1, 2, 3} , {"apple", "banana"}
|
NoneType | 値が存在しないことを表す None という特別な値のみを持つ。 |
None |
データ型の確認
type()
関数を使うと、変数に格納されているデータの型を確認することができます。
name = "やました"
age = 20
height = 170.5
is_student = True
print(type(name)) # 出力結果: <class 'str'>
print(type(age)) # 出力結果: <class 'int'>
print(type(height)) # 出力結果: <class 'float'>
print(type(is_student)) # 出力結果: <class 'bool'>
型変換
あるデータ型から別のデータ型に変換することを型変換と言います。
# 整数を文字列に変換
age = 20
age_str = str(age)
print(age_str) # 出力結果: "20"
print(type(age_str)) # 出力結果: <class 'str'>
# 文字列を整数に変換
age_str = "20"
age = int(age_str)
print(age) # 出力結果: 20
print(type(age)) # 出力結果: <class 'int'>
変数の命名規則
変数名は自由に付けることができますが、以下のルールに従う必要があります。
- 使用できる文字は、英数字とアンダースコア(
_
)のみ - 最初に数字を使うことはできない
- Pythonの予約語(
if
,else
,while
など)は変数名として使えない - 大文字と小文字は区別される
まとめ
今回は、Pythonの変数とデータ型について解説しました。
変数とデータ型は、Pythonプログラミングの基礎であり、これらをしっかりと理解することで、より良いプログラムを作成することができます。
みなさんも一緒にがんばりましょう!