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こんにちは!

前回までに、以下の記事を書きました。

今回は、構成について理解します。

テンプレートで起動した直後の構成

Geminiアプリのテンプレートで起動した際に、以下のディレクトリ構成になりました。

各ディレクトリについて、役割を調べてみます。

各ディレクトリやファイルの役割

簡単に言うと、appフォルダにアプリの本体が、Gradle Scriptsにビルドに関する設定が入っています。
開発においては、主にappフォルダ内のKotlin/Javaコード(kotlin+java)とリソース(res)を編集します。

app:
アプリケーションのメインモジュール。
コード、リソース、設定ファイルなどが含まれます。

manifests
アプリケーションのマニフェストファイル(AndroidManifest.xml)を格納。
アプリの権限、コンポーネント、メタデータなどを定義します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.04.04.png

kotlin+java:
KotlinとJavaのソースコードを格納。
アプリのロジックを実装します。
スクリーンショット 2024-11-17 8.46.03.png

java (generated):
自動生成されたJavaファイル。
通常、直接編集する必要はありません。
スクリーンショット 2024-11-17 9.05.09.png

com.example.mygeminiapp:
アプリのメインソースコード。
スクリーンショット 2024-11-17 9.07.07.png

com.example.mygeminiapp (androidTest):
Android Instrumentationテストのコード。
実機またはエミュレータ上で実行されます。
スクリーンショット 2024-11-17 9.07.59.png

com.example.mygeminiapp (test):
ローカルユニットテストのコード。
開発マシン上で実行されます。
スクリーンショット 2024-11-17 9.08.42.png

res:
アプリのリソースファイルを格納。
スクリーンショット 2024-11-17 9.10.00.png

drawable:
画像ファイルなどを格納。
スクリーンショット 2024-11-17 9.10.53.png

mipmap:
アプリのアイコンを格納。
異なる解像度のアイコンを用意することで、様々なデバイスで適切な表示を実現します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.12.13.png

values:
文字列、色、スタイルなどのリソースを定義するXMLファイルを格納。
スクリーンショット 2024-11-17 9.13.30.png

xml:
その他のXMLリソースファイルを格納。
スクリーンショット 2024-11-17 9.18.44.png

res (generated):
自動生成されたリソースファイル。
通常、直接編集する必要はありません。
スクリーンショット 2024-11-17 9.22.23.png

Gradle Scripts:
プロジェクトのビルド設定ファイルを格納。
スクリーンショット 2024-11-17 9.22.56.png

build.gradle.kts (Project: My_Gemini_App):
プロジェクト全体のビルド設定。
依存関係、プラグインなどを定義します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.23.53.png

build.gradle.kts (Module: app):
appモジュールのビルド設定。
モジュール固有の依存関係、設定などを定義します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.24.41.png

proguard-rules.pro:
ProGuardの設定ファイル。
コードの難読化、最適化、サイズ削減などを設定します。
リリースビルド時に使用されます。
スクリーンショット 2024-11-17 9.25.35.png

gradle.properties:
プロジェクトレベルのプロパティを設定するファイル。
スクリーンショット 2024-11-17 9.26.20.png

gradle-wrapper.properties:
Gradle Wrapperの設定ファイル。
プロジェクトで使用するGradleのバージョンを指定します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.26.59.png

libs.versions.toml:
依存ライブラリのバージョンを管理するファイル(Version Catalog)。
スクリーンショット 2024-11-17 9.27.36.png

local.properties:
通常、このファイルはバージョン管理システムには追加しません。
Android SDKのローカルパスなどの、マシン固有の設定情報を格納します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.32.06.png

settings.gradle.kts:
マルチモジュールプロジェクト(複数のモジュールで構成されるプロジェクト)の構成を定義します。
スクリーンショット 2024-11-17 9.32.47.png

おわりに

今回は、Android Studioで作成したプロジェクトの構成について理解しました。

次回はカスタマイズして、さらに理解を深めます。

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