はじめに
生成AI、どんどん進化してますね!
みなさんは、どのくらい活用できているでしょうか。
私は、最初はうまく使えませんでした。
しかし、半年以上試行錯誤を続け、今では10倍〜20倍の効率化を実現することができました。
この記事では、私が生成AIと格闘した日々を振り返りつつ、参考になりそうな、生成AIの効率的な活用法をお伝えします。
何がうまく行かなかったのか
最初に生成AIという存在を知ったとき、「これは知識の塊である」と感じました。
開発エンジニアという職業から、圧倒的な知識は、すぐにでも欲しいです。
まずは無料版で、簡単な会話からスタート。
会話は普通にできて、これだけでも感動していたのが、今となっては非常に懐かしいです。
続いて、ブログを書くために、アイデア出しを依頼。
あれ?なんかいまいち。
何度やっても、あまりいいアイデアが出てきません。
「これなら、自分でやった方が早い」
そう、よくあるケースです。
うまく行かなかったポイント その1
無料版を使っていた。
今では無料版もかなり優秀になってきましたね。
しかし、有料版との差は必ずあります。
特に当初は、その差が顕著でした。
これは今でもあると思います。
うまく行かなかったポイント その2
指示が曖昧だった。
生成AIは優秀ですが、こちらの状況を知りません。
前提条件や目的、ジャンル、ターゲットなど、相手が何も知らない前提で依頼する必要がありました。
これについては、人とのやりとりでも同じですよね。
相手がどれだけ優秀であっても、伝え方や指示を間違えると、期待した結果を得ることはできません。
以前、管理職研修で
「相手がどのようなパフォーマンスを返すかは、自分次第」
と教えて頂きましたが、まさにその通りだと思います。
うまく行かなかったポイント その3
作業者として捉えていた。
生成AIは様々なことをやってくれますが、意思を持った作業者ではありません。
結果を求めてしまうと、結局ただの機械だった、で終わってしまいます。
このような振り返りをしてから、まずは検証を兼ねて有料プランを契約し、アシスタントとして捉え、伝え方を工夫するようになりました。
どうしたらうまく行ったのか
有料版を使ってみた
月20ドル、サービスの利用料として考えたら、高いですよね。
しかし、生成AIを様々な知識があるアシスタントとして捉えたらどうでしょうか。
無料版より遥かに優秀なアシスタントが、どれだけ使っても20ドル。
人件費として考えたら、安いです。
人の時給1〜2時間分でアシスタント業務をこなしてくれます。
これで効率化できるなら、ありえない安さの人件費です。
指示(プロンプト)を改善した
- 明確な指示を与えた
生成AIは、人間のように状況を理解することはできません。そのため、具体的な指示を与えることが重要になります。
例えば、記事のタイトルやテーマ、キーワード、文章のトーンなどを明確に指示することで、より質の高い文章を生成することができます。
プログラミングにおいても同じで、OS、言語、フレームワーク、DB、要件をきちんと伝えることで、人間よりも遥かに優秀な、かなりシンプルなコードを書いてくれます。
生成されたコードを見て、こういう書き方があるんだ、と何度感心したか分かりません。
おかげで実装スキルが上がりました。
- 答えではなく、提案として捉えた
生成された文章やコードは、答えではなく、「提案」です。
きちんと自分で理解し、修正・加筆・相談する必要があります。
提案として捉えた場合、依頼したものがイメージと違っていたら、どうしますか?
指示の仕方を変えますよね。それと同じです。
どのくらい効率化できたのか
現在、生成AIを以下の作業で使ってます。
- データ分析
- コード生成
- 画像生成
- アイデアのブラッシュアップ
- 文章校正
- ブログのたたき台
この中で、10倍以上の効率化ができたのは、データ分析とコード生成です。
データ分析は、個人情報をマスクしたアンケート結果などを渡すと、10秒くらいで分析してくれます。
コード生成は、アプリ開発で使ったところ、16倍の効率化に成功。これからさらに効率化できると思います。
まとめ
生成AIは、私たちの仕事や生活を大きく変える可能性を秘めています。
ぜひ、この記事を参考にして、生成AIを味方に付け、うまく使いこなして、楽しい日々を過ごしましょう🙂