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悪役令嬢でもわかるVReducerの使い方

Last updated at Posted at 2021-03-20

ここで改変版VReducerを作ってみた話を紹介してるけど、PythonをインストールしてPillowをインストールしてコマンドライン叩くのって割ととっかかりにくいと思うんですよね。

スタンドアロン版VReducer

そこで、心のハードルある人向けに、とりあえずWindows版だけだけど、単体EXEとして動くプログラムをビルドしてみました。今回はこれを使ってcluster向けのVRMを作成する方法を説明していきます。

使い方は順を追って説明していきます。

VRoid StudioからのVRM出力設定

clusterマテリアルの結合を しない 、髪の毛のメッシュを統合することに注意を払う点を除けば、VRoid Studio単体でのcluster向け出力時の調整とそう大きく変わるわけではありませんん。同じように、32,000ポリゴン以下、ボーン数128以下を目指して必要に応じて削っていきます。
要点は以下の画像の通りです。

スクリーンショット 2021-03-21 3.59.08.png

VReducerの実行方法

デスクトップなどにショートカットを作っておくと便利

VReducerはデスクトップにショートカットを作成しておくと非常に便利です。
ただ別にこれは単体EXEでないとできないことでもないです。Python環境をセットアップして、Pythonのショートカットをドラッグ&ドロップしたファイルをvreducer.pyへの引数として受け取るようにするだけでもできます。特に説明しません。

スクリーンショット 2021-03-21 3.44.43.png

ドラッグ&ドロップ実行

EXE本体もしくはデスクトップのショートカットにVRMファイルををドラッグ&ドロップするだけで実行できます。

スクリーンショット 2021-03-21 3.48.43.png

実行するとVRMと同じフォルダにresultフォルダが作成され、その中にマテリアル削減後のVRMファイルが生成されます。
なお、マテリアル数が8まで減っていれば成功ですが、髪の毛のマテリアル数が多すぎるとうまく減らせない場合があります。VRoid側で各自調整してください。

リサイズ

そのまま出力した状態のVRMでは特にclusterのワールドの512px解像度に最適化されていないので、テクスチャのリサイズは別ツールで行ってください。

VReducer-Kai(benefit-512pxベース)は、ワンピースや体のUVマップをアトラス化せず、各テクスチャの全面を使えるようにしているなどの特徴があり、極力テクスチャの模様をキープしたい場合に効果を発揮します。

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