【Java】アノテーション

アノテーションの定義

• @interface を付けるとアノテーションとしての定義となる。

アノテーションのパラメタ定義

• アノテーションを使用する際のパラメタの宣言

TestAnnotation.java

public @interface TestAnnotation {
    String param1();
    String param2() default "defaultValue";
}

UserAnnotation.java

@TestAnnotation (param1="30", param2="100")
public UserAnnotation() {}

アノテーションの参照

• リフレクションを使用して参照する。

参照クラス

    Class<?> c = UserAnnotation.class;
    for (Annotation a : c.getDeclaredAnnotations()) {
        System.out.println(a);
    }

コンソール出力

@com.example.demo.com.annotation.TestAnnotation(param2=100, param1=30)

メタアノテーション

TestAnnotation

@Documented
@Target({ElementType.TYPE, ElementType.ANNOTATION_TYPE})
@Retention(RetentionPolicy.RUNTIME)
public @interface TestAnnotation{}

• アノテーションに対して付けられるアノテーションのこと。
• そのうち、java側で用意されているのを標準メタアノテーションという。
  
  ex. Documented, Target, Retention, Ingerited

@Documented

• Javadoc中にアノテーションの説明を記載するかどうか。

@Target

• アノテーションの配置する場所を定義する。

種類	説明
TYPE	クラス・インタフェース・enum・アノテーション
FIELD	フィールド
METHOD	メソッド
ANNOTATION_TYPE	アノテーション型の宣言

@Retantion

• アノテーションの情報がどの段階まで使用されるか。

種類	説明
SOURCE	ソース上のみ保持、クラスファイル作成時に削除される。
CLASS	クラスファイルでも保持できるがアプリケーション実行時には参照できない。
RUNTIME	アプリケーション実行時でも使用可能。 リフレクションでアノテーションを参照するならこれが必要。

@Inherited

• クラスを宣言したサブクラスにもアノテーションの情報を付与する。

参考サイト

@Documentedの挙動
https://qiita.com/opengl-8080/items/1cc996d9e8bb5c811567

@メタアノテーションとは
https://www.techscore.com/tech/Java/JavaSE/JavaLanguage/7-3/