シルクに四角の塗りつぶしを描く
基板裏に油性ペンでシリアル番号とか書くとき、シルクで入力欄みたいのを入れときたい。どうしても。
**KiCadできないのか?**とお嘆きの場合は以下のように。
結論から言うと、できます!ベタGND描くときと同じ感じです。
- あとはベタGNDを敷くときと同じ要領で。
矩形以外にも多角形も行けるっぽいです。
マウスポインタが画面端に行くと勝手にスクロールするのを無効化
配線中に勝手にスクロールするのがウザくて もうKiCadやめようかな… とか思っている人はとりあえず以下のように。
- Mac: KiCad > 設定
- Win: 設定 > 一般設定
回路図エディタ、基板エディタそれぞれに同じ設定あり。
マウスホイールでスクロール
デフォルトではマウスホイールはズームに割り当てられています。
ホイールでスクロールできないCADなんて! とか思っている人は、とりあえず以下のように。
- Mac: KiCad > 設定
- Win: 設定 > 一般設定
横スクロールはSHIFT
押しながらでお願いします。
回路図エディタ、基板エディタそれぞれに同じ設定あり。
配線のネット名を変更する
すでに配線してる導体のネット名を変更したい場合、Eagleではname
コマンドで簡単にできます。しかし、現状のKiCadにはありません1。
Eagleならできるのに!! とか思っている人は、とりあえず以下のように。
- 左ツールバーの
デザインルールチェックを無効化
をクリック - 接続したい導体に接続
- ファイルを保存
- 基板エディタを閉じる
- ファイルを開き直すと、ネット名が変更されている
-
を再度クリックし、DRCを有効化しておく
例
DRCが効いている状態では接続しようとしてもキャンセルされるが、を押してDRCを無効化すると問題なく接続できる。
ファイルを開き直すので、それまでのUndo情報がなくなるのがちょっとつらいところ。
参考
Kicad - Change add unconnected/unnamed trace to an existing net
配線のレイヤーを変更する
すでに配線してある導体のレイヤーを変更したいときは Eagleなら… とか言わずに、とりあえず以下のように。
-
表示
>描画キャンバスを OpenGL(3D) に切替
- マウスポインタを導体の上に合わせる
-
e
を押して、配線とビアのプロパティ
を開く - 変更したいレイヤーを
レイヤー
で選ぶ
-
表示
>描画キャンバスを 標準 に切替
で描画キャンバスを元に戻す。
参考
Missing “Change Segment/Track Layer”
その他
まあ、あれです。
住めば都というやつです。
-
KiCad 4.0.7 ↩