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LinuxでもLED LightningしてPCを光らす[OpenRGB]

Last updated at Posted at 2021-04-12

はじめに

LinuxでもPCをびかびか光らせてパリピ仕様にしたい方用
OpenRGBというオープンソースを使います。

環境

OS : Ubuntu 20.10
Kernel : 5.8.0-49-generic

【LED関連部品】
マザボ:MSI MEG X570 ACE ATX
PCケース : NZXT H710i (Hueコントローラーっぽいのがついているやつ)
CPUクーラー : NZXT KRAKEN RL-KRZ73-01(Hueコントローラー内蔵らしい)
キーボード:LG G213
ファン:NZXT AerRGB2
ファン:IN WIN Sirius Loop ASL120
LEDストリング:ケースについているのが2本(Hueコントローラーから出ている)

OpenRGBのインストール

debから入れる

公式のreleasesページから最新のdeb(自身のOSにあったもの)をDLして実行するだけ。
依存関係のパッケージのインストールも勝手にするし面倒な設定もせんでいいみたいなので楽です。

以下、現時点(2021/4/12)の最新かつ(version 0.5)Ubuntuへのインストールコマンド

wget https://gitlab.com/CalcProgrammer1/OpenRGB/uploads/575b979bff2ecbcb93d7cbbd4d9f8b52/openrgb_0.5_amd64_88464d1.deb
sudo apt install openrgb_0.5_amd64_88464d1.deb

ファイル名についている88464d1はリリース時点のgitのコミットIDのようです。

ソースからビルドしていれる

debからのバージョンだと自分のマザボを認識してくれなかったので
自分はソースから入れ直しました。
以下、全部公式に書いていることですが。

# 必要パッケージインストール
sudo apt install openrazer-driver-dkms
sudo apt install git build-essential qtcreator qt5-default libusb-1.0-0-dev libhidapi-dev pkgconf
# DL & Build
git clone https://gitlab.com/CalcProgrammer1/OpenRGB
cd OpenRGB
qmake OpenRGB.pro
make -j32

# rootユーザー以外で実行する場合、rulesを適用
sudo cp 60-openrgb.rules /etc/udev/rules.d/
sudo udevadm control --reload-rules && sudo udevadm trigger

# 起動
./openrgb

-j32 はmakeに32コア使うという意味です。そんなに時間かからないけど自身のcpuに合わせて。

SMBus Access

RGB RAMおよび特定のマザーボードオンボードLEDを制御するには、SMBusアクセスが必要です。
とあります。

sudo apt install i2c-tools
sudo modprobe i2c-dev
modprobe i2c-piix4
# 一部のGigabyte/Aorusのマザボでは必要?
# acpi_enforce_resources=lax

# rootユーザーで実行しない場合
sudo i2cdetect -l
# 上記コマンドで取得したものに対して (下記は全部に適応)
sudo chmod 777 /dev/i2c-*

配置場所変えてパス通す

cd ..
sudo mv OpenRGB/ /var/opt/
sudo mkdir -p /usr/local/bin
cd /usr/local/bin/
sudo ln -s /var/opt/OpenRGB/openrgb

updateしたいとき

cd /var/opt/OpenRGB/
git pull
make clean
qmake OpenRGB.pro
make -j32

実行イメージ

image.png

写真 2021-04-12 23 33 54.jpg

写真 2021-04-12 23 34 51.jpg

リアファン(AerRGB2)は検証作業中に壊れてしまって検証できず。
トップとフロントファン(Sirius Loop ASL120)は問題なく制御できたが、
レインボーがなかったため結局コントローラーに接続。
Krakenは対応していないっぽい(デバイスにリストされない)
(今のところ)LEDストラップとキーボードだけを制御する状態になりましたw

KrakenはGKrakenというオープンソースを使うのが良さそうです。

記事書きました

補足

最初はwineでMSIのMystic LightやNZXTのCAMなんかを動かしてできないかなーと頑張ってみたけど諦めた。
CAMはwineで起動はできるんだけどCPUとRAMしか認識していなくて、LED Funを認識させる方法がわからなかった。
もしそのあたり詳しい人がいましたら教えてくださると嬉しいです。(できるもんなの?)

メーカーぐちゃぐちゃで揃えてしまっているからOpenRGBで制御するのは自分に合ってると思いました。

参考

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