はじめに
初めまして。10月にドラゴンボールの新作のゲームが発売するので今からワクワクしている yakiniku0220です。
去年の年末にこのような記事が公開されました。
AWS will discontinue AWS IoT 1-Click service from December 16, 2024 onwards.
なん・・・だと・・・
ここまで衝撃を受けている理由としては、上記記事が公開される前に私自身がAWS IoT Enterprise Buttonの記事を書いていたからです。
なので最後に何か作ろうと思っていましたが記事をよく見てみると。
Firstly, your access to AWS IoT 1-Click service from the AWS Management Console will be retained until May 15, 2024. On May 16, 2024, AWS will discontinue access to AWS IoT 1-Click service from the AWS Management Console.
あ、AWS IoT 1-clickがすでに使えなくなっている。。。
ということで今回はAWS IoT Enterprise Buttonの歴史を軽く振り返ればと思います。
2015年
Amazon Dash Button発売の発表
2015年3月31日(現地時間)に1プッシュで日用品が発注できるAmazon Dash Buttonの発表がされました。
前年4月からAmazonFresh会員向けに提供している、音声あるいはバーコードの読み取りで商品を発注するAmazon Dashを手軽にしたものになっています。
正式販売開始
2015年7月ごろからAmazon Dash Buttonが一般消費者向けに正式に販売開始されました。 洗剤、ペットフード、紙製品などの日用雑貨が対象でした。
2016年
日本でも発売
2016年12月に日本でもAmazon Dash Buttonが発売されました。
2017年
AWS IoT Enterprise Buttonの登場
AWS IoT Enterprise ButtonがAmazon re:Invent 2017で発表されました。
AWS IoT 1-Click
上記イベントのKeynoteで新サービスであるAWS IoT 1-Clickの発表もありました。
AWS IoT 1-Clickの特徴として、複数のデバイスのAWS Lambdaトリガーをワンクリックで作成可能にすることができました。
新ブランドの追加
マルちゃんや、ハッピーターンなど新ブランドが74種追加されました。
これにより100種類以上のブランドがDash Buttonひとつで注文できるようになりました。
2018年
拡張機能の追加
AmazonはDash Buttonの機能を拡張し、複数の商品を設定できるモデルや、スマートフォンアプリを通じてカスタマイズできる機能を追加しました。
さらに、Dash Replenishment Service (DRS)を導入し、他のスマートデバイスにも自動補充機能を提供しました。
2019年
Amazon Dash Buttonのサービスが終了
AmazonはDash Buttonの販売を終了すると発表しました。
2023年
AWS IoT 1-Clickが2024年12月16日にサービスが終了すると発表がありました。
2024年の5月ごろにはAWSのコンソールからアクセスできないようになるとのことです。
まとめ
軽くAWS IoT Enterprise Button(Amazon Dash Button)の歴史を振り返ってみましたが、個人的に前職の勤怠をAWS IoT Enterprise Buttonでやっていたこともあり、サービス終了するのが残念です。
開発コストも低かったので、個人的にはいろんなものを作ってみたかったなという後悔が少しあります。
最後に
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参考文献
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/01/news076.html
https://dev.classmethod.jp/articles/re-invent-2017-news-iot-1-click/
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-reinvent-aws-iot-button/
https://gigazine.net/news/20161219-amazon-dash-button-teardown/
https://hackaday.com/2019/08/27/the-amazon-dash-button-a-retrospective/
https://d3.harvard.edu/platform-rctom/submission/dashing-into-a-digital-future-with-the-amazon-dash/
https://www.gizmodo.jp/2017/06/amazon-dash-button-new.html
https://www.businessinsider.jp/post-186439
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-end-of-service-2024/