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【VirtualBox】Windows 7のISOイメージファイルから検証環境を作成する


はじめに

以前、Windows 7の検証環境として、かって Modern.IE と呼ばれていた Free Virtual Machines があるわけですが、これは英語版かつEnterprise版なんですよね。

以前、別ブログにて「「modern.ie」の日本語化対応について」の記事を書きましたが、それとて作成するのが面倒くさい。5年前の記事ですから今も通じるかどうか分かりません。自分はその当時のスナップショットを保持しています。

WinFormsでChromiumブラウザコンポーネント(CefSharp)を使ってみる」で、ほぼ初期状態のWindow 7のPC上に最低限の.NET Framework 4.6とVisual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールした状態だとアプリケーションの終了時に落ちてしまう現象が発生し、調査することにしたのですが、Modern.IEの検証環境では正常終了してしまいます。

そこで古いPCの実機を潰して、Windows 7のライセンスを確保しました。


Widows 7のISOイメージの取得

マイクロソフトではプロダクトキーがあれば該当する製品(例 Windows 7 Professional SP1)のWidows 7のISOイメージファイルをダウンロードできるようにしてくれています。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7

“Windowsを再インストールしたいけど、インストールメディアが見つからない!”場合に便利、このダウンロードサイトからは、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10が入手可能です。

WindowsのISOイメージファイルはここからゲット! Microsoft公式のダウンロードサイト


プロダクトキーの取得

Windows 7 のプロダクトキーの探し方


VirtualBoxでISOイメージから作成

Windows版のVirtualBoxを使用します。

VirtualBoxがインストールされていない場合、下記サイトから取得してインストールしてください。

https://www.virtualbox.org/


  1. 「新規」アイコンボタンをクリックします。

  2. 仮想マシンの名前を付けバージョンをWindows 7の対象bit数に合わせて「次へ」ボタンをクリックします。

  3. メモリーサイズは、今回は2048MByte に変更して「次へ」ボタンをクリックします。

  4. ハードディスクは「仮想ハードディスクを作成する。」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

  5. ハードディスクのファイル・タイプは「VDI(VirtualBox Disk Image」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

  6. 物理ハードディスクにあるストレージは「可変サイズ」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

  7. ファイルの場所とサイズは、デフォルトの仮想マシンの名前と32.00GBにして「作成」ボタンをクリックします。

  8. 仮想マシンを作成したら「起動」アイコンボタンをクリックします。

  9. ISOイメージファイルを選択します。

  10. 以降は画面の指示に従って進めることでWindows7がインストールされます。


Windows 7の起動後の設定


画面サイズを大きくする

画面サイズの初期値は、800 x 600 となっているため、デスクトップ上で右クリックし「画面の解像度」を選択して、1024 x 768 などに変更します。


VirtualBox GuestAdditionToolのインストール

ホストOSとファイル共有やクリップボードの双方向やドラッグアンドドロップの双方向が出来るようにするために、VirtualBoxのファイルメニューの「デバイス」メニューから「Guest Addition CD イメージの挿入」を選択してクリックします。

以降は画面の指示に従って進めてください。

クリップボードの双方向やドラッグアンドドロップの双方向にしたのに機能しない場合、VirtualBox仮想マシン上で動いているVBoxTray.exeを一旦終了させ、C:¥Windows¥System32¥VBoxTray.exe をダブルクリックして起動し直します。


スナップショット

スナップショットとは、簡単に説明すると仮想環境の状態を丸ごとバックアップする機能です。

スナップショットを作成しておくと、その状態にいつでも戻すことができます。

※スナップショットの分だけ容量が多く取られるので、ディスク容量はチェックしておきましょう。急に一時停止状態になっていると思ったら容量が足りなかったです。


作成

VirtualBoxのファイルメニューの「スナップショットの作成」をクリックします。スナップショットの名前と説明の入力画面が表示されるので、状況が分かる名前と説明を入力して「OK」ボタンをクリックします。


復元

VirtualBoxマネージャーで対象の仮想マシンを選択して「マシンツール」アイコンを選択すれば、スナップショットの状態がツリー構造で表示されます。対象のスナップショットを選択して「復元」アイコンボタンをクリックします。


仮想マシンを閉じる時

仮想マシンを閉じる際に、仮想マシンの電源オフの配下に「現在のスナップショット (直前のスナップショット名) に復元」のチェックボックスがあり、チェックを付けておくと常にスナップショット状態で復元されます。


最後に

Modern.IE の時には、仮想ハードディスクをダウンロードする形式だったため、ISOイメージファイルから検証環境を作成するという発想がなかったんですよね。

Ubuntu とかISOイメージファイルから仮想マシンを作成したので、Windowsだって出来るのではないかと調べたらMac版の記事が見つかったので出来ることを確信しました。

これにより、Chromiumブラウザコンポーネント(CefSharp)の異常終了したところでスナップショットをとって何度か試すことで原因を解決することが出来ました。