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【Windows】RedmineにEasy Ganttプラグインなどをインストールしてみた

Last updated at Posted at 2018-07-15

はじめに

仕事の都合で、bitnami Redmineというオールインワンパッケージをインストール(Redmine Ver 3.4.6.stable)しました。

経緯は前記事「【Windows】patchコマンドでRedmineの差分を適用する」に書きました。
SlackやTrelloなどが出てくる中でRedmineは古めかしい印象があったのですが、イントラで動作させる必要もあり下記の記事を読んだことでRedmineの印象を変えました。
打ち捨てられていたRedmineが復活するまでの軌跡

Redmineのカスタマイズしてテーマを「Farend fancy」に変更したり、「view customize plugin」という定番プラグインを導入したり、ガントチャートの修正パッチ適用して機能拡張していく中で、評判がいいガントチャートを直感的にいじることができるプラグイン「Easy Gantt」もインストールしたくなりました。

プラグイン導入

今回、下記の3つのプラグインの導入方法を説明します。

  • view customize plugin
  • Easy Gantt(Free)
  • Redmine Issues Tree

view customize plugin

view customize pluginは、JavaScript/CSSを埋め込みでいろいろカスタマイズが可能になるプラグインです。

導入方法

1.view customize pluginをダウンロードする。
2.redmine導入フォルダ配下のapps\redmine\htdocs\pluginsにフォルダ名「view_customize」に変更して展開する。
3.スタートメニューから「BitNami Redmine Stack」をクリックする。
4.コマンドプロンプトが起動するので、以下のコマンドを実行します。

cd apps\redmine\htdocs
bundle install --without development test postgresql sqlite xapian
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production

5.スタートメニューから「Bitnami Redmine Stack Manager Tool」を起動して、Redmineサービスを再起動する。
6.Redmineの管理画面で「View customize」が表示されていることを確認する。

下記サイトが図入りで説明されています。
Redmine view customize pluginのインストール

Easy Gantt(Free)

Easy Ganttは、Redmineに高機能なガントチャート機能を追加するプラグインで、プロ版の他に無料版も用意されている。この無料版でもかなりの機能が使えます。
Redmineの無料版Easy Ganttへ自由に祝日を表示する方法

Free版は、全プロジェクトをまたいだガントチャートは使えないようです。
Pro版は、299ユーロで約3万9千円。

導入方法

1.Easy Ganttのサイトから「Get Gantt Plugin for free」のリンクを押下して、メールアドレスなどの情報を入力します。
2.ダウンロード先のリンクが記載したメールが届くので、そこからダウンロードします。
3.redmine導入フォルダ配下のapps\redmine\htdocs\pluginsにフォルダ名「easy_gantt」で展開する。
4.スタートメニューから「BitNami Redmine Stack」をクリックする。
5.コマンドプロンプトが起動するので、以下のコマンドを実行します。

cd apps\redmine\htdocs
bundle install --without development test postgresql sqlite xapian

redmine_extensionsを追加する旨のエラーが出ます。

エラー
You have added to the Gemfile:
* redmine_extensions

6.以下のコマンドを実行します。

bundle install --no-deployment
bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production

参照:Bitnami Redmine に Easy Gantt プラグインを入れると Your application is not available となる

7.スタートメニューから「Bitnami Redmine Stack Manager Tool」を起動して、Redmineサービスを再起動する。
8.メニューヘッダの「ガントチャート」リンクをクリックすると下記のエラーが表示されます。

このEasyガントチャートを使うためには、REST APIを有効にする必要があります。管理⇒設定⇒認証⇒RESTによるWebサービスを有効にする にチェックをつけてください。

9.管理⇒設定⇒APIタブの「RESTによるWebサービスを有効にする」にチェックを付けます。
10.プロジェクトの設定のモジュールで「Easy gantt」にチェックします。
11.「サンプルデータが読み込まれました!」としてサンプルを動かせるようになります。チュートリアル動画が不要なら赤いボタンで閉じます。

設定あたりは、下記サイトが図入りで説明されています。
Easy Ganttを試してみた

Redmine Issues Tree

Redmineのチケット一覧画面はデフォルトだと親子関係のあるチケットの関係がわかりやすく表示されていないので、ツリー状に表示出来るようにするプラグインです。

Redmine 3.2でチケットを親子関係でツリー状に表示させるプラグイン『Redmine Issues Tree』

導入方法

1.Redmine Issues Treeをダウンロードする。
2.redmine導入フォルダ配下のapps\redmine\htdocs\pluginsにフォルダ名「redmine_issues_tree」に変更して展開する。
3.スタートメニューから「BitNami Redmine Stack」をクリックする。
4.コマンドプロンプトが起動するので、以下のコマンドを実行します。

cd apps\redmine\htdocs
bundle install --without development test postgresql sqlite xapian
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production

5.スタートメニューから「Bitnami Redmine Stack Manager Tool」を起動して、Redmineサービスを再起動する。
6.プロジェクトのチケットページの右上に「ツリー表示」ボタンが表示されるのでクリックします。

issueTree.png

最後に

Redmineは使い始めたばかりなので、運用方法などを学んで行きたいです。

最初、Redmine Issues Treeプラグインをインストールした時はエラーで導入出来ず外していたのですが、Easy Gantt(Free)をインストール出来たことでRedmine Issues Treeもインストール出来るようになりました。redmine_extensionsなどが足りなかったのかも知れません。

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