はじめに
ファイル参照用に三点リーダー(…)のみのボタンを作成したところ、同僚から「これ何?」と聞かれたので、ファイル参照用のボタンでクリックするとファイル選択ダイアログが表示されると説明した。
昔のよくアプリケーションでは、三点リーダー(…)のみのボタンを見掛けたんだけどと、Googleの画像検索で見てみると、「参照...」や「Browse...」となっていた。
もう少し調べると、統合開発環境(IDE)のプロパティ画面では、三点リーダー(…)のみが使われていた。
三点リーダーの意味
Visual Studioやメモ帳ではメニューなどに三点リーダーがありますね、Excel2013はリボン・・・にはないがセルの右クリックメニューで見掛けます。
メニュー項目につく「…」は、正確には「Ellipsis Character(省略記号)」と呼ばれる。メニュー項目に「…」を付けるのは、項目選択後にダイアログウィンドウなどを表示してユーザーからアクショ ンの引数を得る場合である(例えば、「開く…」を選択すると、対象ファイルを選択するダイアログが開く)。単に確認ダイアログを表示して「OK」か「キャ ンセル」かを問う場合や、メッセージダイアログを表示するだけの場合は、「…」は不要。ただしこの差は曖昧に理解されていることが多い。
ソシオメディアのUIデザインパターン
三点リーダー(…)がある場合、別のウィンドウを開きますという用途に使われているようです。
三点リーダーの罠
HTMLでのファイルアップロードの「input type="file"」では自動的に三点リーダー(…)が付きますが、Windowsフォームでは手動で追加する必要があります。
Windowsフォームアプリケーション(.NET C#バージョン)
三点リーダー(…)はフォントとしては真ん中に表示されます。しかし、本当に欲しいのは下に表示されるフォントです。
これを実現するのはドット(.)を3つ連続で打ちます。つまり三点リーダーとは名ばかりでドット3つで代用しています。
C#アプリの作り方入門〜「きほん」の「ほ」〜 その3 ボタンへのこだわり点3つ
自分はこれまで全角の三点リーダー(…)でPaddingプロパティで調整して下側に調整してたんだよな。ドット(.)3つだったのか。
最後に
三点リーダー(…)って言われてみないと気がつかないな部分かな、気になってネットで今回調べてみたけど、調べ方が悪いのか参照した数記事くらいしか見つからなかった。