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Visual Basic 6.0の100%互換性 RAD Basicの紹介

Last updated at Posted at 2021-12-12

はじめに

これは、Visual Basic Advent Calendar 2021の12日目の記事となります。

先月ネタ探しに、Yahooリアルタイム検索でVisual Basic関連で検索していた時に、下記のサイトを見つけました。

RAD Basicとは

Carles Royanさんが個人で開発している、Visual Basic 6.0の100%互換に挑戦しているプロジェクトになります。

VB6.0自体のサポートは、Windows10の有効期間内(2025年10月14日)は公式にサポートします。
VB6.0の統合開発環境(IDE)は、2008年4月8日でマイクロソフトの延長サポートが既に終了しており、改善する予定もありません。最近のモダンな統合開発環境(IDE)で、VB6.0が開発できるようになるという意味では、多少のメリットはあるのかな。

【2023/08/01追記】
RAD Basic vs TwinBasic, Which do you prefer?

上記サイトによると「リリースの変更履歴のペースから推測すると、RBが現在のTBの状態に達するまでに10年以上かかる可能性が高く、TBが過去1年間に達成した進歩を考慮すると、おそらくあと1年以内に完全互換に合格する可能性が高い」とのことです。

【2024/02/21追記】
毎月リリースする方向になりました。これによりRBが現在のTBの状態に達するまでの期間が短縮されそうです。

Redditのスレッド

Reddit(アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト)で、Carles Royanさんがスレッドを立てています。

Youtubeの動画

【2022/01/10追記】
VB6.0で作成されたプロジェクトをRAD Basicで読み込んで編集するところまで公開されました。

【2024/02/21追記】
ユーザーコントロールの作成が公開されました。

ダウンロード

試したくてもダウンロード使用とするには、Patreonにて、月ごと支払うパトロンになる必要があります。
ごめんなさい、今のところ自分はパトロンにはなっていません。 

最後に

こんなプロダクトがあることは知りませんでした。
VB6.0の統合開発環境(IDE)のサポートが切れているとはいえ、使用できないわけではないので不便ながらもそのまま使用しちゃうかな。

VB.NETの進化方針に関しては、Mercury プラットフォームがあるのを知りました。
MicrosoftがやめたVB.NETの言語としての進化は、RemObjects Mercuryが引き継ぐぜっという感じらしいです。

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