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URLパラメータで簡単画像リサイズ。netlify の Large Media が便利!

Last updated at Posted at 2019-04-21

##netlify の Large Media とは

Git レポジトリでサイトコンテンツを管理する際に、画像やPSD/ZIPなどの大きいファイルを含めて管理するために Git LFS(Git Large File Strage)と仕組みがある。
LFS については細かく触れないが、LFS を使って netlify にデプロイされた画像を、URLパラメータをつかってリサイズやクロップが便利に扱えるように使える神機能である。

Large Media 公式ドキュメント
https://www.netlify.com/docs/large-media/#enabling-netlify-large-media

Git LFS 公式サイト
https://git-lfs.github.com/

netlify Large Media のサンプル

例えば、普通に gitレポジトリ に含めて github などを介して netlify デプロイすると、このようなURLで画像にアクセスできる。

https://netlify-photo-gallery.netlify.com/images/apple.jpg
りんご画像

これにこんな形で、最後に ?nf_resize=fit&w=200 を加えてやると、リサイズされた画像を生成して返してくれるのだ。
https://netlify-photo-gallery.netlify.com/images/apple.jpg?nf_resize=fit&w=200
リサイズされたりんご画像

さらに次は、画像URLにの最後に ?nf_resize=smartcrop&w=200 を加えてやると、クロップされた画像を生成して返してくれる。
https://netlify-photo-gallery.netlify.com/images/apple.jpg?nf_resize=smartcrop&w=200&h=200
クロップされたりんご画像

1つ画像をアップするだけでいい感じにリサイズされた画像やクロップされたをすぐに使えるのだ!神すぎないか?

これが netlify Large Media 機能だ。

公式サンプルに Transformation demo とジェネレーターがあるので、もう少し触ってみたいかたはこちら。
https://netlify-photo-gallery.netlify.com

netlify Large Media の使い方

環境準備

最初に一度ローカル環境を準備する必要がある。

バージョン確認

git lfs version
Git LFS version: v2.5.1以上 を確認
なければ、Git LFS をインストール。詳細は公式サイトで割愛
https://git-lfs.github.com/

netlify -v
netlify-cli: 2.6.4以上 を確認

なければ、netlify-cli をインストール。詳細は公式ドキュメントで割愛
https://www.netlify.com/docs/cli/

large media プラグインインストール

バージョン確認後、netlify-cliのプラグインをインストール

netlify plugins:install netlify-lm-plugin
netlify lm:install

これで環境準備は完了

サイト(レポジトリ)ごとの設定

Large Media 機能を使うには、サイトごとに機能を ON にしないといけないので、サイトごとで設定。

  1. まずは、netlifyでプロジェクトを作成 と github レポジトリが紐付いていることを確認
  2. その後、ローカルのレポジトリも紐付ける
netlify link

3.セットアップコマンドをつ

netlify lm:setup

4.セットアップコマンドをつ
git status で、.lfsconfig が生成されていることを確認し、git add で.lfsconfigを git の管理下におく。

LFS で管理する

サイトごとの設定の他に、LFS でファイルを管理する必要があるので、

画像ごとでトラッキングしていくか、gitignore の pattern rules も使えるので、LFSで管理するように指定していく。

git lfs track "sample.jpeg"
git lfs track "*.jpeg"

トラッキングされたファイル一覧はこちらで確認可能。

git lfs track

トラッキング時には .gitattributes が生成されるので、こちらも git add と commit して管理する。

詳しくは netlify のドキュメント、または、Git LFS 公式サイトで。
https://www.netlify.com/docs/large-media/#large-media-file-tracking-configuration

確認

うまくnetlify large media の設定と LFS で設定できていれば、あとはいつもどおりレポジトリに push をするだけで、large media 機能がつかえるようになる。

https://lfs-test.netlify.com/sample.jpeg?nf_resize=smartcrop&w=100&h=200
木
最初のサンプルのようにパラメーターをつけるだけで、Large Media が使えるようになっている!

正常に動いていれば、netlify 管理画面もこんな感じに、ドキュメントのリンクの画面から管理している画像の一覧に変わります。

Screen Shot on 0031-04-21 at 21:41:59.png

公式のサンプルもあるけど、自分でためしたサンプルも一応
https://github.com/yahsan2/lfs-test

netlify Large Media と CMS

この netlify large media 機能は、 netlify CMS をつかって画像をアップロードする lfs として画像をコミットしてくれるので、この機能を簡単につかえるので、netlifyCMS もおすすめですね。つまり画像リサイズをもった JAMstack な CMS も簡単につくれるわけです。
https://www.netlifycms.org/docs/netlify-large-media/

なんか静的サイトホスティングサービスでシンプルなのに、このかゆいところにどんどん手が届いてく netlify 拡張具合ほんとファンです。

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