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Expo環境構築

Last updated at Posted at 2018-10-28

はじめに

本記事ではExpoのテスト用プロジェクトを作成し、Expoをエミュレーターや実機で動かす方法を解説します。
作業前提として、AndroidエミュレーターやiOSシミュレータの設定が完了している前提で解説します。

1. Expoの環境構築

1. Expoのテスト用プロジェクトを作成

コマンドプロンプトやターミナルで以下のコマンドを実行します。

コマンド
$ exp init TestProject

次にコンソール上でどのテンプレートを利用するか確認されるので、最初に選択されている「blank」を選択し、Enterを押します。
スクリーンショット 2018-10-07 2.47.09.png
すると、TestProjectディレクトリにExpoで必要なファイル一式が作製されます。

コマンド
$ ls TestProject
App.js      app.json    assets      node_modules    package.json

2. Expoの起動

次にexpoへログインします。

コマンド
$ exp login

コマンドライン上でユーザー名/パスワードが聞かれるので、入力してください。
「Success」と表示されたらログイン成功です。

そして、プロジェクトのディレクトリへ移動し、expo(開発サーバ)を起動します。

コマンド
$ cd TestProject
$ exp start

3. Androidエミュレータでの確認

Android StudioからAndroidエミュレーターを起動し、以下のコマンドを実行する。
exp androidコマンドは、Androidエミュレーター内にExpoクライアントのインストールを行い、Expoクライアントは開発サーバに接続します。

コマンド
$ cd TestProject
$ exp android

この時、Androidエミュレーター内でExpoクライアントが自動的に起動し、パーミッションを設定することが求められますので、「OK」を押し、パーミッションを有効にします。
スクリーンショット 2018-10-07 3.24.49.png
スクリーンショット 2018-10-07 3.27.09.png
「戻る」ボタンを押し、以下のような画面が表示されたら、
Androidエミュレータの確認は完了です。
スクリーンショット 2018-10-07 3.31.34.png

4. iOSシミュレータでの確認

iOSシミュレータの起動は、xcodeを開かずに行うことができます。
プロジェクトのディレクトリ内で、次のコマンドを実行します。

コマンド
$ cd TestProject
$ exp ios

ここでしばらく待つと、iOSシミュレーター内にExpoクライアントが自動的にインストールされ、Expoクライアントが自動的に読み込みを行います。
しばらくすると、以下のような画面が表示され、iOSシミュレーターでの確認は完了です。
スクリーンショット 2018-10-07 3.52.20.png

5. Androidの実機での確認

Google Playから「Expo」で検索して、Expoアプリをインストールします。
インストールしたら、exp startを実行した後に表示されるQRコードをスキャンするとアプリのロードが開始されます。
スクリーンショット 2018-10-07 3.01.57.png

上記Androidのエミュレーターと同じ画面が表示されればOKです。

以下のような画面が表示され、エラーとなった場合は同じローカルネットワークに接続されていないと考えられます。

Screenshot_20181007-042935.jpg

その場合は、以下のコマンドでexpo(開発サーバ)を起動し、再度試してみてください。

コマンド
$ cd TestProject
$ exp start --tunnel

これでもダメな場合は、セキュリティソフトがポート:19001をブロックしている可能性がありますので、セキュリティソフトの設定の見直しをしてみてください。

6. iOSの実機での確認

iOSのExpoアプリは、Androidと違ってQRコードで読み込む機能自体が廃止されています。そのため、exp sendというコマンドを使ってexpのURLを送信します。exp sendの引数はiOS端末のメールアドレスか電話番号となります。電話番号で送る場合は、必ず+81と日本の国番号をつけてください。

コマンド
$ cd TestProject
$ exp send -s +81-90-xxxx-xxxx

SMSで受信すると、exp://から始まるURLが表示されるので、そのリンクをタップします。
すると、Expoアプリが起動します。

以上でExpoの環境構築、エミュレーターでの動確は完了です。

さいごに

2020年から個人ブログはじめました!

フリーランスエンジニアになって得た知識と経験をもとに、フリーランスエンジニアに関する情報をはじめ、IT技術情報や業界情報、エンジニアライフハック等のコンテンツを配信していく予定です。

まだまだ記事数は少ないのですが、週単位で更新してますので、もしご興味ございましたら、みていただけると嬉しいです。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

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