2023年4月に受けた基本情報技術者試験の受験記です。
これから受けたい人の力に少しでもなれればと思います。
1.結果
2.受けた理由
読み飛ばしていいです。
年末年始にだらだら過ごすのも勿体無いと思い何か勉強しようと考えていました。
勉強の中でも基本情報技術者試験を選んだ理由は2つあります。
ITの基礎を身に付けたかった
私は文系大学出身なのでITの基礎を勉強したことがありません。まずは基礎を身につけることにより今後の成長の幅が広がると思いました。
データベーススペシャリスト試験を受けるため
私はデータベースがサービスの中心であり、一番長く使われるものだと考えています。
そのため、パフォーマンスの高いデータベースを構築できるエンジニアを目指し、データベーススペシャリスト試験を受けようと考えています。
ただ、いきなりデータベーススペシャリスト試験を受けるのもハードルが高いと思い、基本情報→応用情報→データベーススペシャリスト試験とステップアップしたいと思いました。
以上の理由により、勉強してみるか!と動き始めました。
3.学習期間
2023/1/1〜2023/4/14の3ヶ月間。
試験は2023/4/15(土)でした。
4.学習方法
以下の参考書を使用しました。
◾️令和05年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験
◾️令和05年【上期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング予想問題集
5.学習の流れ
2023/1/1〜2023/1/31
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験を一通り読みました。
初めて知る内容ばかりで記憶には2割程度しか残っていなかったと思います。途中にある練習問題は一切解かず(解けず)に終わりました。
ここでポイントなのですが、コンピュータ科学基礎理論系のページは難しいので最後に読みましょう。最初に読むと挫折します。
2023/2/1〜2023/2/12
2週間かけてイメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験の練習問題を解きました。ここら辺で簡単な問題は解けるようになりましたが、基礎理論系やネットワーク系の問題は全然できませんでした。
2023/2/13〜2023/2/28
かんたん合格 基本情報技術者予想問題集の科目A問題に取り掛かりました。
全部で3回分の予想問題がありますが、1回目正答率40%、2回目正答率58%、3回目正答率65%くらいの成績だったと思います。
基本情報技術者試験は正答率60%以上で合格なので、3回目の結果でひとまず安心しました。
基本情報技術者試験はテキストを読むより問題を解く方が、点数が上がります。
基礎理論系やネットワーク系の問題はこの段階で解けるようになりました。テキストは程々にして問題を解きましょう。
ちなみにこの時、科目Bの勉強は一切していないです。
2023/3/1〜2023/3/12
かんたん合格 基本情報技術者予想問題集の科目B問題に取り掛かりました。
科目Bも全部で3回分の予想問題がありますが、1回目正答率55%、2回目正答率60%、3回目正答率60%くらいの成績だったと思います。
プログラミング問題は実務でそれなりにやっていたためそこまで難しくなかったです。
ただ、セキュリティ問題で得点を落としていたため再度イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験を読んでセキュリティの復習をしました。
2023/3/13〜2023/4/14
1ヶ月かけて基本情報技術者 パーフェクトラーニング予想問題集を解きました。
セキュリティを復習した甲斐もあって科目A・科目Bともに65%〜80%くらいで点数が取れるようになりました。
私の場合は3月下旬で得点がだいぶ安定してきたため最後の2週間は少したるんでしまいました。
これから基本情報技術者試験を受ける方は、やる気のピークを試験日辺りに向けるように意識したらいいかもしれません。
試験当日
試験というものが久しぶりだったため、緊張して試験開始15分くらいは頭が真っ白になりました。
一通り解いた後最初の問題を見直したら、数問間違っていたため気をつけて下さい。
6.基本情報技術者試験を受けてみて
基本情報技術者試験に合格したことにより、自分はITの基礎知識があるという自信がもてました。
実務をこなす上でも一通りの基礎知識があるので、何を言っているのかが分からない状態には滅多にならないです。
基本情報技術者試験に合格しても意味がないという声を聞いて不安になるかもしれませんが、私はとても役に立ったと感じていますし、試験を意味あるものにできるかはその人次第だと考えています。
ステップアップとして基本情報技術者試験を選んでよかったな、と振り返って思います。