ChatGPT以外の対話型AIサービスを契約したことが無い点ご了承ください。
メールアドレスの件はGeminiとClaudeも当てはまります
きっかけ
ChatGPT便利ですよね。すでに無くてはならない存在になりつつあります。
そんなChatGPTですが、この度アカウントを無警告で削除されました。
幸い異議申し立てにより復旧できたのですが、アカウントを丁寧に扱おうとしないOpenAIの姿勢に不安を感じました。
不安1:ユーザー対応
異議申し立ての際、一度も経過報告の返信がありませんでした。
政府発行の個人情報資料を提出したのですが機械的な受け付け連絡すら無く、「本当に対応してくれているのか」「誤ったところに提出していたらどうしよう」などの不安にさいなまれました。
数日かかると記載ありましたが、一週間以上音沙汰が無く経過報告を求めるメールを何度か送るも無視され続け、時間だけが過ぎていきました。
仕方が無いので再度現状報告しつつ異議申し立てを行うと、完全に同じ提出案内メールが再度届き、提出するとわずか1日程度で復旧されました。(提出案内メールが来るには2日かかりましたが)
一度目はやはり対応されていなかったのでしょう。
もしも一定時間たつと抹消されるシステムであるならば恐ろしいです。
サブスクは解約され、差額は返金されませんでした。
Pro更新した直後とかだと悲しすぎます。
不安2:問題あるアカウントは捨てさせるスタンス
メールアドレス(と電話番号)を変更できないことはご存じでしょうか。
変更するには再度まっさらなアカウントで始めることになります。
会社のメールアドレスで登録された方は退職の際は諦めてください。
メールアドレスが乗っ取られた場合に備え、OTP(ワンタイムパスワード)を有効にしておきましょう。
Enabling Multi-Factor Authentication (MFA) with OpenAI
「Google Authenticator」をApp Storeで
Google 認証システム - Google Play のアプリ
ちなみに、OpenAI Platformからメンバーを追加してという案内がヘルプページにありますが、追加した子アカウントでログインしても親アカウントのチャット内容などを見ることはできませんでした。
あくまでもOpenAI Platformの一員になっただけで親アカウントに乗り移ることはできないようです。
ChatGPT使い続けて大丈夫?
今後、更にパーソナライズされてパートナーのような存在になっていくと予想します。
しかしそのパートナーは問題発生時に消滅しやすい設計であり、ユーザー対応も雑であることは否めません。
その時になって困っても遅いので、代替やローカルLLMを検討しつつあります。
ユーザー学習データ標準フォーマットみたいなのができたら、ローカルのフロントを介して生成AIサービスを使うというやり方が安全なのでしょうかね。
これまでインフラ的なサービスでトラブルが起きたことが無かったので、向き合い方の重要性に気付かされた良い経験でした。