はじめに
この記事は、HRBrain Advent Calendar 2022 カレンダー2の17日目の記事となります。
こんにちは。
Development Officeのマネージャーをしている柳川です。
Development Officeとは何か、聞き馴染みがない方が多いと思うので簡単に説明すると、Developmentチームのカルチャー構築やエンゲージメント向上を支える横断的な組織です。
今年7月に立ち上げたばかりの組織なので、今後はDevelopment Officeのミッションや取り組みなどもどんどん発信していけたらと思っています。
立ち上げへの思いはこちらのインタビュー記事がありますので、ご興味がありましたら是非読んでみてください。
さて、今回の記事では、入社したばかりのメンバーに対して開発チームとして行っているオンボーディングの内容を一部紹介していこうと思います。
オンボーディングの大まかな流れ🔰
入社したばかりの新メンバーは、初日から2日目にかけて人事主催の全社のオンボーディングを受けます。
全社オンボーディングを終えた新メンバーは、晴れてDevelopmentチームに配属され、Developmentチーム内の各プロダクトチーム(あるいは職能チームやプロジェクトチーム)へと配属となります。
配属された各プロダクトチームでは、業務に紐づいたGood First Issueなどを進めていくこととなりますが、そちらと並行して行うのが開発チーム共通で実施しているオンボーディングプログラムです。
今回はそちらの内容を紹介していきます。
1. ソーシャルオンボーディング 🤝
ソーシャルオンボーディングは、新メンバーが社内で孤立することなく会社に定着し、早期に活躍できる状態を促進することを目指したオンボーディングです。
以下のような施策を実施しています。
Devオンボーディングチームへのジョイン
■ 概要
- 新メンバーは入社日から約3ヶ月間、Devオンボーディングチームにジョインします
■ ねらい
- 不安や困りごとを素早く解消する場を提供します
- 同じ時期に入社したメンバーとのコミュニケーションを厚くし、今後に活きるコミュニケーションパスをつくります
- ひとつひとつの行動に対し、弊社の行動指針であるバリューを意識したフィードバックを素早く行います
■ 取り組み内容
- 毎日の夕会実施
- 夕会のアジェンダ
- 今日やったこと
- 明日やること
- 困っていること
- ひとこと
- 夕会のアジェンダ
- 2週間ごとの定期振り返りの実施
- KPTフレームワークに則り、2週間のKeep・Problemを共有し、Tryの作成
- Tryの進捗確認
- DevオンボーディングチームのSlackチャンネルでの情報共有
トレーナーのアサイン
■ 概要
- 新メンバーには、各配属チーム内でトレーナーが付きます(EMが兼任することもあります)
■ ねらい
- トレーナーが新メンバーの近い距離でサポートすることで、早く業務で活躍できる状態をつくります
■ 取り組み内容
- 各プロダクトチームでの業務レベルでのサポート
- 開発スキルオンボーディングの進捗確認
(※ 開発スキルオンボーディングについては後述) - 定期的な1on1の実施(最初のうちは高頻度での実施を推奨)
メンターのアサイン
■ 概要
- 新メンバーには、柳川がメンターとして付きます
■ ねらい
- メンターは、オンボーディングプログラムを通したメンバーの会社への定着を支援します
- コミュニケーション支援や、バリュー体現の支援を行い、長期的視点でメンバーを活躍人材に成長させるための支援を行います
■ 取り組み内容
- Devオンボーディングチームでの夕会・振り返りの実施
- 対話の実施
- 基本的には本人が能動的にコミュニケーションやバリューを体現できる支援を行うが、必要に応じてメンターによる課題解決の実施
2. ビジネスオンボーディング👨💻
ビジネスオンボーディングは、実際の業務上で必要な知識を身につけるためのオンボーディングとなります。
以下のような施策を実施しています。
開発スキルオンボーディング
■ 概要
- 開発業務での必要な知識をまとめたドキュメントを提供し、トレーナーの支援を受けながらドキュメントの読み込みを実施します
■ ねらい
- 開発業務での必要な知識を効率的に学び、システムの設計・実装・運用・ツールについて一定の知識レベルを身につけることを支援します
■ 取り組み内容
- システムの設計・実装・運用・ツールについてのドキュメントの読み込み
- 開発スキルオンボーディング実施項目に関するトレーナーとの認識合わせと進捗管理
- トレーナーと実施項目決め
- 実施項目のオンボーディング完了は、トレーナー判断
例)開発スキルオンボーディングのドキュメント一覧は、以下のような形で提供されています(こちらの内容は一部分となります)
プロダクトオンボーディング
■ 概要
- HRBrainのユーザーとしてプロダクトを触り、プロダクトを通して現状で提供している世界観と、その先に目指している世界観に触れるプログラムを実施します
■ ねらい
- 現状のHRBrianが、プロダクトを通して提供している価値が何かを理解している状態をつくります
- プロダクトが将来的に目指したい世界を知り、現状とのギャップを理解している状態をつくります
- その上で、配属されたチームでの業務がプロダクトのどのような未来に紐づいているのかを理解し、業務へのモチベーション向上を支援します
■ 取り組み内容
- 架空の会社の人事担当として、HRBrainを利用しながら人事業務を実施
- プログラム内容の一部
- 入社・退職の管理
- 組織課題分析
- 目標設定シートの作成
- 今できることの整理と今後の展望を議論
おわりに
オンボーディングプランは、今後さらに育成観点を交えたアップデートを実施していく予定です。
またパワーアップした内容を近々お知らせできたらと思います!
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