iPhoneやiPadなどのアプリ、いわゆるiOSアプリをリリースするためには、Apple Developer Program(以下「ADP」)に登録する必要があります。
https://developer.apple.com/jp/programs/
会社でiOSアプリをリリースするために、このADPに法人として登録することになりました。
法人登録の方法はいくつものサイトで紹介されているのですが、登録までに気になった点を3つほどまとめましたので、これから登録をされる企業の担当者の方などのご参考になればと思います。
※この記事はコード紹介のような技術的な記事ではありません。
#法人登録は1回のみ
ADPに登録できるのは1法人につき1回のみです。
より具体的にいえば、登録できるDUNSNumberが1つだけのようです。
なので会社の部署ごとにアプリをリリースする、といった形は取ることができません。
この部分がGooglePlayとの大きな違いではないでしょうか。
実際に別の会社で申請された方の話を伺ったところ、すでに法人登録されているという連絡がAppleから来たそうです。
#申請は個人として行う必要がある
法人登録というと、まず法人名でAppleIDを取得して、そのIDからADPに参加して・・・という流れを考えつきます。
確かに個人登録であれば個人のAppleIDがそのままADPに紐づくのですが、法人登録の場合は個人、つまりその会社の社員のアカウントから法人登録を行うことになります。
AppleID自体は個人の氏名でなくても登録ができますが、ADPに法人登録する際には後述の登録確認の際に弾かれる可能性があるようです。
#登録確認がある
ADPへの登録申請が無事終了したら、Appleの方から申請者に対して電話がかかってきます。
内容はその申請者が法人にとって契約を締結してもいい人物かどうか確認するというもの。
企業の経営者であれば問題ありません。幹部や権限のあるPL/PMでも大丈夫なようですが、必ず登録申請をする際には上の方の確認を取りましょう。
ちなみに日本で登録する際には日本語での会話が可能でした。
この点は英語で行われるアプリ審査のやり取りとは別物ですね。
以上、法人登録する際に気になった点をご紹介しました。
間違いなどありましたらコメントいただければ幸いです。
#参考にさせていただいたサイト
Apple公式
https://developer.apple.com/jp/programs/enroll/
【2020年版+画像15枚】法人でApple Developer Programに登録する手順
https://pentagon.tokyo/app/1305/
Apple Developer Programに法人として参加する
https://qiita.com/moco3/items/4602ffbf4e60b7e35037