re:Invent 2023 出張記 Part6
5日目振り返り
ついに最終日となった5日目。この日は、ワーナーのキーノート、日本人向けのWrap Upセッション、re:Playと、イベントが目白押しだったので、その辺の感想を中心に記載させて頂きます。
参加セッション
本日はイベントが目白押しだったため、あまり時間を割くことが出来ませんでした。そのため、参加したセッションはワーナーのキーノートと、AWS Japanの方が日本語で行ったLightning Talkの2つのセッションに絞り参加したので、感想をあげさせて頂きます。
Dr.Werner Vogels Keynote
セッション概要
AWSを扱う技術者から人気が高いワーナーのキーノートということで、これは現地で聞かねば!と思っていたのですが、諸事情ありホテルからYoutubeで視聴しました。
キーノートの流れとしましては、毎年恒例の流れで、技術的な部分のお話とちょっとした笑える寸劇があり、その中で渋い感じのアップデートが発表されていきました。
話していた内容としては大きく2つで、1つ目はコストやサステナビリティの観点から無駄を排除していこうという話、二つ目はAIは良いことに使っていこうという話だったと思います。
感想
技術者ならワーナーのキーノートは外せないと言われていたので非常に楽しみにしていました。実際に始まってみると、アダムのキーノートとは違い、技術寄りの観点から話が進められていくので、SEとしは非常に面白い内容でした。
寸劇のような動画が用意されていたりして、ただただ話を聞いているだけではないので、飽きずに観れたのも面白いと感じられた要因だと思います。
また、諸事情あり会場参加を諦めてホテルの部屋でのYoutube観賞でしたが、会場で配られる日本語レシーバーと同じ音声を聞くことが出来るので、日本語レシーバーを取れなかった人は諦めてYoutubeで聞くのもありだなと思いました。
勿論、熱量等は会場じゃないと得ることが出来ないので、会場で聞くのが一番だと思いますが、会場の誘導は最初に並んでいた人を後ろから座らせていく形式だったため、日本語レシーバーを取るために早めに並ぶと、後ろに座らされてしまうというのが、英語が出来ない人間からすると辛いポイントです。
後ろに座ると当然、発表者が見えにくく、広報座席用のモニターも用意されているのですが、モニターも席によっては見えにくいので、Youtubeで聞くのもありだなと感じました。
Accelerate your project by using AWS Solutions [Japanese]
セッション概要
会場の移動に苦労し途中から参加だったのですが、プロジェクトを進めるうえで便利なサービス紹介するといったセッションでした。セッションタイプはLightning Talkです。
講師の方は1名で、AWS Japanの方がお話されていました。内容的にはEC2やAurora等の直接システムに関わるAWSリソースではなく、クォーターの上限を監視してくれるサービスや、実際の環境からアーキテクチャ図を作成してくれるような、便利なサービスの紹介といった内容です。
感想
以前の出張記でLightning Talkは出展企業さんが登壇されるケースが多いと記載しました。そのため、各セッションそこまで人が集まらないのですが、このセッションだけは凄い人の数でした。
恐らく、日本語ということで多くの日本人の方がご参加されていたためだと思いますが、Lightning Talkでここまで混雑しているのは珍しくて、日本人以外の方もなんでこんなに混雑しているのか?ということで、集まっていました。
内容もLightning Talkっぽくて、普段だとメインで語られないようなサービスの紹介だったので、今度使ってみたいなと思わせてくれる、非常に有意義なセッションでした。
その他
Global Lounge
リージョン毎位の感覚で用意されているスペースで、AWSの方がそれぞれ1名いらっしゃるようなスペースでした。ここで、そのリージョンの話などが聞けるのですが、Swaggerでもらえるバッジが置いてあり、ここで追加でもらうことが可能です。
日本人向けWrap Up Session
こちらはAWS Japanが主催しているもので、今回のre:Inventの各キーノートで語られていた内容や、発表された新しいサービスやアップデートの内容をAWS Japanの方がおさらい、解説してくれるといった内容のものです。
また、このおさらい/解説資料は後で共有されるので、「出張報告に使える!」といのがキャッチフレーズに使われていました笑
この会ですが、正直な感想を言うと、キーノートに参加されていた方や、視聴されていた方は参加しなくても良いかなという印象を持ちました。当たり前ですが、特に新しい情報が出てくる訳ではないので、キーノートに参加されて内容を覚えてる方からすると、内容が重複してしまいます。
一方で、キーノートに参加していなくて、内容もまだ追えていないという人からすると、重要なポイントを綺麗にまとめていただいているので、非常にありがたい資料になると思います。
最終日にそこそこの時間がとられるので、この辺は戦略的に参加・不参加を決めても良いなと思いました。
re:Play
皆さんお待ちかねのre:Playパーティです!このパーティですが、セキュリティが厳しく、サコッシュとかでも大きさ制限にひっかかって入れません。そのため、re:Inventのバッジ以外は何も持っていくなと言われます。また、会場までは専用バス、もしくはモノレールで行くことが可能で、もちろんどちらも無料です。
初参加の私の率直な感想は、「あれ?フェス会場来ちゃった?」です。食事ブースあり、お土産ブースあり、Live会場複数ありと、本当にフェスの会場のような感じでした。
会場のいたるところには、お酒を提供してくれるスペースがあり、もちろん無料で飲むことができます。食べ物に関しては、専用の会場があり、5-6種類の食事を無料でもらうことが可能です。
また、ユニークなものとしては、ドッジボール専用の会場がありました。専用の観客席も用意されており、試合が始まる度に火が上がっていて、かなり本格的でした。
Live会場は、バンド用とDJ用が用意されていました。筆者は基本的にバンド用のLive会場に居て、2組のアーティストのLiveを聞いてきました。
あまり洋楽に詳しくない私ですら、この2組の名前は聞いたことがあるというくらい、有名な方々が参加され、素晴らしいLiveを披露してくれていました。
また、DJ用のLive会場では、Major Lazerを見てきました。
他にも卓球などが楽しめるスペースや、テントの中でまったりするようなお洒落空間が用意されていました。
最後に
12月1日(金)もセッションはありますが、ツアーとしては12月1日の早朝にホテルをチェックアウトし帰国となるため、1日早いですがre:Invent2023が終了しました。
今思うと、この4日間は本当にあっという間でした。一方で、あっという間でしたが、本当に濃い4日間だったなと思っています。
この出張記も次回のPart7で最後となります。ここまで見て頂いた方々ありがとうございました。もう1日だけお付き合い頂ければ幸いです。
出張記リンク
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