re:Invent 2023 出張記 Part7
6日目振り返り
ラスベガスから日本に帰国しました!
帰りのフライト時間は行きよりも長いし、疲れや寝不足も相まって中々大変でした。一方で、空港の各種手続きは行きで実施したばかりということもあり、大きなハプニングにあうことなく、無事に帰国することが出来ました。最終日の出来事を記載致します。
総まとめ
5泊7日のre:Invent2023ツアーが無事終わりました。大きなトラブルも起きることなく、帰国することが出来て一安心しております。
この出張記もPart7まで来て、最初の投稿のPart1が大分前に感じられます。この出張記を書こう!と思った理由はPrt1に記載した以下の通りです。
re:Invent行ってみたいけどどんな感じか分からない、英語喋れない、アメリカ怖い…と感じてる筆者の様な方の助けになれば幸いです。
最後の記事ということで、上記に記載している「re:Invent」・「英語」・「アメリカ」ついてそれぞれ記載していきたいと思います。
re:Invent2023に行ってみた感想
初めてのre:Invent、率直に楽しかったです。なぜre:Inventが楽しいと感じたのか、私なりに振り返ってみましたが、「規模感」・「セッション」・「遊び」の3つの要因が思い浮かびました。それぞれの要因について、いかに詳しく記載致します。
1. 規模感
まず、現地に着くと、ラスベガスの町をジャックして世界中から何万人もの参加者を集めるre:Inventに感動します。そして、自分がそれだけ凄い技術を扱っているということを誇らしく思えます。筆者としてはラスベガスも、この規模のカンファレンスも初めてだったので、終始「凄いな」という言葉しか出てきませんでした。
2. セッション
re:Inventの特徴としては、豊富なセッションタイプと、数千を越える莫大なセッション数だと思います。セッションというと、一方通行で講義を聞く形式を思い浮かべる方も多いと思います。re:Inventでは、ハンズオン系のセッションが多かったり、ディスカッション系のセッションがあったり、景品があるゲーム形式のセッションがあったりと、様々な形式なセッションが用意されています。また、色々なテーマのセッションが用意されているので、自分が興味があるテーマのセッションが必ず見つけることが出来ます。
3. 遊び
このカンファレンスですが、至る所に遊びの要素がちりばめられています。過去の記事でも記載しましたが、パーカーにワッペンを付けることが出来たり、ゲーム機が置いてあったり、スポーツをやる場所があったり、マラソンがあったり、滑り台があったり、アフターパーティ(re:Play)があったりします。莫大な数のセッションだけでなく、それに負けない位のたくさんの遊びやアクティビティが用意されており、参加者は良い感じでオン/オフを切り替えて、飽きることなくre:Invent最後まで楽しむことが出来ます。
これらの3つの要因が相まることで、参加者はre:Inventに魅了され、また来年もここに来るために1年間頑張ろうと思うんだなと感じました。
英語が喋れない上での参加について
結論から言うと、英語が喋れなくても楽しむことは出来ました。その理由としては、AWSというある意味共通言語のようなサービスがあるので、サービス名や用語である程度理解が出来るからです。
その上で確実に言えるのは、英語は出来た方が良いです!
上記でAWSという共通言語があるからある程度理解できるといいましたが、あくまでもある程度です。セッションで100話しているとしたら、どれだけうまくいっても70位しか理解できていないと思います。なので、皆さん録音して、文字起こしして、翻訳をかけてると思うのですが、そういった作業を省けることにこしたことはないと思います。
また、セッションだけじゃなくてもre:Inventは複数ホテルを会場としているので、アメリカの方でも係の人に道順を聞いています。例えば、英語が出来ないと道を聞くことすら出来ないので、会場になかなかたどり着けなかったりします。アクティビティに参加しても何を言われているか分からず、何度も聞き直してしまったり、雰囲気で理解しなければならなくなります。
なので、もし英語が出来ないけど来年参加したいと思われている方、この記事を早めに見ていただけているのであれば、今から英会話に通われることをオススメします!
アメリカについて
治安
アメリカ自体初めてだったので、治安が悪くなっているっていうし、2023年はかなりの円安だし、大丈夫かな?と、かなり不安を感じていましたが、実際に行ってみた結果、私は運良く大きなトラブルに巻き込まれることなく帰国することができました。
一方で、同じツアーの方で財布やパスポートをすられたという話は何件か聞きました。他にもそこら中で大麻を吸っている人が居ますし、合法化された薬を使っている人も居ます。日本では嗅いだことがないような、嫌な匂いがするので、すぐ気づかれると思います。現地の方は合法でも、日本人が吸うと罪になるようなので、お気をつけ下さい。
また、結構ホテルまでの道にはコスプレをした方や、セクシーな恰好をした女性が立っており、写真を撮ろうとめちゃくちゃ声をかけられます。写真を撮るとチップを要求されるので、絶対に撮らないで下さいとツアー会社から言われますが、こんなにいるんだ、と驚くほど立っているので気を付けてください。私は写真を拒否したら、セクシーな恰好のお姉さんに鞭で叩かれました。。。
物価
物価はとてつもなく高いですが、水は2-3$で購入することが出来ました。それでも日本からしたらかなり高いですが、他のものに比べれば大分安く感じます。1日目に、同じ会社の方と2人で中華料理屋で麺と瓶ビールを1つずつ注文した結果、チップ含めて13000円でした。。。
食費以外だと、お土産なども皆さん購入されると思いますがお土産も高いです。カジノのチップ型のチョコレートがお菓子系だと安くて定番でだと思いますが、20個程入って2-3000円します。全体的に日本と比べるととてつもない値段ですので、あまり買い物とかはオススメしないです。
持っていって良かったものと、いらなかったもの
初めてのre:Invent、初めてのアメリカということでかなりの大荷物で参加しました。ほとんどが服ですが、終わってみるとほぼほぼいらなかったなと思ったのでその辺を記載させていただくのと、これはあって良かったというものを紹介させて頂きます。
あって良かったもの
- グローバルWiFi
これはあえて記載しないでも、誰もが持っている行かれると思いますが、大変お世話になります。各ホテルにもあるので、ホテルでの生活や、ハンズオンには対応出来ますが、移動時などに必要となるので、あった方が良いと思います - 契約したeSIM
私はAiraloを使いましたが、本当に便利でした。アプリ一つでeSIMをインストールすることが出来て、アメリカ着いた瞬間から使えます。周りの方はかばんからWiFi出して、設定してってやってましたが、そういった設定も事前に携帯でやっておけば、すぐ使えるのでアメリカに慣れていない方からすると、着いた瞬間から色々検索が出来て良いと思います。また、re:Playでは基本的にカバン等を持っていくことが出来ないので、WiFiをポケットに入れてアクティビティやLiveに参加しなければなりません。そういった時もeSIMなら余計な荷物を増やさなくて良いので便利でした。因みに、私は5GBを購入しましたが、グローバルWiFiもあるので2GBも使いませんでした。。。 - 歯ブラシ
ホテルによるかもしれませんが、私が宿泊したホテルには歯ブラシがなかったので、持っていって良かったです。現地で買うとそこそこ高いので。。。 - ボディウォッシュタオル
これもホテルによるかもしれませんが、シャンプー・リンス・ボディソープはあっても、ボディウォッシュタオルはないので、あると便利だと思います - タコ足
WiFiや携帯やパソコンと、多くのものを充電することになると思うので、ホテルのコンセントだけでは足りなくなると思うので、あると便利かと思います - スリッパ
飛行機の中だけでなく、ホテルでも利用出来るのであると便利かと思います。私のホテルにはありませんでした。 - 圧縮袋(手で圧縮できるタイプ)
服などを圧縮してスペースを作れる出の非常に重宝しました、手で圧縮できるタイプは非常に便利なのでオススメです - 日本円
カジノで現金が無くなってしまった場合に助かります、各ホテルのレートは悪いですが両替してもらえます、クレジットカードでキャッシングした方がレート的に良いという話も聞いたので、都度都度計算されると良いかもです - ポーチ
ちょっとしたお出かけの時に便利です、防犯的にも安心ですが、現地の人はあまり使っておらず、使ってる=観光客と思われる側面もあるようなので、お気をつけ下さい - 携帯充電器
いわずもがなだと思いますが、録音とかしているとすぐ電池がなくなるのであると非常に便利です - 携帯灰皿
喫煙者の方だけですね、向こうは厳しいという前情報でしたが日本より緩かったです、カジノフロアは法律的に道扱いのようで、どこでも吸えます、ただ歩きたばこは法律違反のようで結構やってる人もいますが、止まって吸うことをオススメします(因みに私はアイコスでしたが、アイコス持ち込みOKです、現地では売ってないのでお気をつけ下さい)
いらなかったもの
- パーカー
お土産でもらえるので不要です。とはいっても1個じゃ。。。と思い持っていきましたが、荷物が増えるだけだったので正直いらないと思います - 翻訳機
まったく使いませんでした、中々会話の中で使う機会がないですし、スマホで翻訳して出すことが多かったので、翻訳機は不要かと思います、いざという時の心の支えにはなりますが - 旅行用英会話本
翻訳機と同じ理由で、会話中にわざわざ出さないですし、スマホでなんとかなるので、不要でした - ハンガー
当たり前ですが、ホテルにはたくさんのハンガーが用意されています、なぜ折り畳みハンガーを複数持って行ったのか。。。 - タオル
これも当たり前ですが、ホテルにたくさんタオルありますよね。。。
その他の想いで
- ホテルの部屋
1人部屋なのにベッドが二つあります - 会場で提供される食事
各会場に食事専用のスペースがあり、ビュッフェ形式か持ち運べるサンドイッチ形式を選ぶことが可能です - ホテル直結のモノレール
re:Invent参加者は無料で乗ることができます、re:Playの際は専用のモノレールが出ます - ラスベガスラーメン刀屋
ミシュランガイド4年連続受賞中らしいです
※12月の画像アップロード上限に引っ掛かったため、1月以降に随時追加予定です
最後に
re:Inventについては、世の中にたくさんのブログや記事があり、どれも素晴らしくて勉強になります。一方で、筆者のようにアメリカ自体初めての英語を喋れない英語弱者人間からすると、どの記事を読んでも、不安が拭えないという気持ちででした。
そのため、せっかく英語弱者の自分が行くのであれば、同じような方でre:Inventに行ってみたい!と思っている方の助けになる記事を書きたいと思い、このような内容でここまで記載させて頂きました。
ですので、この記事を読んで、技術的な要素や解説が物足りない、セッション以外の内容が多いと思われた方も多いと思いますが、そういった記事はブログを専門でやられている会社さんが、かなりのスピード感で綺麗にまとめてアップしていると思います。
なので、筆者としてはセッションの細かい内容というよりは、
- そのセッションがどんな形式で行われているのか
- 英語が喋れない人間でも参加出来るのか?
- 参加して意味があるのか?
というところを意識して記載してきたつもりです。次年度以降re:Inventに参加される方の助けに少しでもなることを祈り、この出張記を終わりにしたいと思います。
出張記リンク
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