概要
試験時間・・・120分
問題数・・・・不明
合格点・・・・70/100点
エンジニアにも、有用な資格だと思うので紹介。
・日本語ページ
https://www.kentei.org/bijimane/
試験範囲等を上記リンク先の学習カリキュラムから抜粋。2019/11/11時点の情報。
2019/11/10に第10回が開催された。
範囲
- 第1部 マネジャーの役割と心構え
- 第2部 人と組織のマネジメント
- 第3部 業務のマネジメント
- 第4部 リスクのマネジメント
出題割合は不明。
以下、個々の範囲を確認。
第1部 マネジャーの役割と心構え
- (1)マネジャーが直面するビジネス環境
- 1-1 社会や経済の変化に対応できるマネジャーであること
- 1-2 企業の社員構成の変化に対応できるマネジャーであること
- (2)マネジャーに求められるミッションと5つの役割
- 2-1 経営方針とチームの目標を共有・浸透させる
- 2-2 戦略を策定・実行し、問題を解決しながら目標を達成する
- 2-3 チームのエネルギーを最大化する
- 2-4 部下を育成し評価する
- 2-5 リスクを迅速かつ適切に処理する
- (3)マネジャーの資質
- 3-1 業務に対する「真摯さ」
- 3-2 部下に対する「真摯さ」
- 3-3 自分に対する「真摯さ」
- (4)マネジャーの心得
第2部 人と組織のマネジメント
-
第1章 マネジャー自身のマネジメント
- (1)マネジャー自身をマネジメントする
- 1-1 自己を管理し評価・判断する
- 1-2 自己分析に役立つ「ジョハリの窓」
- 1-3 自ら行うべき仕事を選別する
- 1-4 自己のストレスを適切に管理する
- (2)経験から学ぶ
- 2-1 マネジャーは、経験から教訓を学び自分のものにする力が必要
- 2-2 経験からの学習プロセス
- (3)マネジャー自身をマネジメントする具体的実践法
- 3-1 マネジャー自身のマネジメントへの挑戦
- 3-2 マネジャー自身の成長を促す「4つの軸」
- 3-3 マネジャーの4軸を用いた目標管理の進め方
- (1)マネジャー自身をマネジメントする
-
第2章 コミュニケーションの重要性
- (1)コミュニケーションの基礎
- 1-1 コミュニケーションの意味と重要性
- 1-2 コミュニケーションの基本姿勢(言葉だけに頼らないコミュニケーション)
- 1-3 マネジャーに求められるコミュニケーション能力
- (2)会議の生産性を高めるコミュニケーション手法
- 2-1 会議のマネジメントの基本
- 2-2 ファシリテーターの役割と心構え
- 2-3 会議の内容を活用し次のアクションに活かす議事録の活用
- (3)コミュニケーションに役立つ様々な理論や方法
- 3-1 EQ理論(Emotional Intelligence Quotient)
- 3-2 エゴグラム(Egogram)
- 3-3 「業務機能の明確化」と「業務内容の具体化」
- (1)コミュニケーションの基礎
-
第3章 部下のマネジメント
- (1)部下に対するアプローチと心構え
- 1-1 部下の自律性や自発性を尊重する
- 1-2 部下の信頼を獲得する
- 1-3 部下を注意する際の留意点
- (2)部下とのコミュニケーション
- 2-1 部下に対する業務指示
- 2-2 部下に適切な業務報告をさせる
- (3)リーダーシップを発揮する
- 3-1 リーダーシップの意味とその必要性
- 3-2 リーダーシップを発揮する際に役立つ理論
- (4)部下のモチベーションを高める(動機づけ)
- 4-1 動機づけの意味とマネジャーが留意すべきこと
- 4-2 動機づけの具体的アプローチ
- 4-3 部下の動機づけに際して役立つ種々の考え方
- (5)多様な人材のマネジメント(ダイバーシティへの対応)
- 5-1 なぜ企業にはダイバーシティへの対応が求められるのか
- 5-2 雇用形態の多様化
- 5-3 多様な人材のマネジメント
- (1)部下に対するアプローチと心構え
-
第4章 上司・外部とのコミュニケーション
- (1)上司とのコミュニケーション
- 1-1 報告や相談は早めに、とくに事故情報は迅速に報告すること
- 1-2 報告は可能な限り面談により実行すること
- 1-3 報告の際には、必ず相談事項を明確にすること
- (2)外部とのコミュニケーション
- 2-1 外部との人的ネットワーク構築の役割
- 2-2 外部への情報発信者としての役割
- 2-3 対外的・対内的な情報を伝達・調整する役割
- (3)対外的な交渉
- 3-1 対外交渉の基本的な考え方
- 3-2 交渉にあたっての留意点
- 3-3 交渉に役立つ様々な考え方 ―米国流交渉術
- (1)上司とのコミュニケーション
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第5章 人材の育成と人事考課
- (1)人材の育成の重要性
- 1-1 人材育成の目的
- 1-2 人材育成の意味
- (2)人材育成に役立つ考え方 ―コーチングの基本
- 2-1 コーチングとは
- 2-2 コーチングとティーチングの違い
- 2-3 コーチングスキル
- (3)人材育成の手順
- 3-1 部下が成長しやすい環境をつくる
- 3-2 指導にあたって、最初に注意すべきこと
- 3-3 部下が自主的に考え行動できるように支援する
- 3-4 部下の経験・立場に対応した人材育成
- (4)人材を育成するための様々な手法
- 4-1 教育手法 ―自己啓発、OFF-JT、OJT
- 4-2 OJTの実施方法
- (5)人事考課とは
- (6)部下を評価する際のポイント
- 6-1 評価基準をあらかじめ明示する
- 6-2 部下の評価に予断は禁物
- 6-3 部下の評価は、第一印象だけで判断しない
- (7)評価結果のフィードバック
- (1)人材の育成の重要性
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第6章 チームのマネジメントと企業組織論
- (1)チームビルディングの基本
- 1-1 チームビルディングのポイント
- 1-2 全員が発言しやすいチームづくり ―「場」の活用
- (2)組織の文化
- 2-1 組織文化が果たしてきた役割
- 2-2 組織文化の果たす機能
- 2-3 組織文化の弊害
- (3)企業組織論
- 3-1 組織の7S
- 3-2 バーナード組織論
- 3-3 コンティンジェンシー理論(Contingency Theory)
- 3-4 組織構造の種類と特徴
- (1)チームビルディングの基本
第3部 業務のマネジメント
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第7章 経営計画・事業計画の策定
- (1)経営計画・事業計画の意味と位置づけ
- 1-1 経営計画・事業計画の意味
- 1-2 経営計画・事業計画の位置づけ
- 1-3 経営計画・事業計画の策定に役立つ様々な戦略論・フレームワーク
- (2)事業計画の作成
- 2-1 事業の目的・業績目標を明確にする
- 2-2 事業を取り巻く現状を把握する
- 2-3 事業の目的・業績目標を実現するための戦略を策定する
- 2-4 事業の損益を確認する
- 2-5 事業計画を実施するための体制と人員配置
- (3)現状の分析
- 3-1 顧客、競合、自社の3つの視点からビジネス環境を分析するフレームワーク ―3C分析
- 3-2 事業を機会、脅威、強み、弱みから分析する ―SWOT分析
- 3-3 5つの競争要因を分析し収益性向上を図る ―ファイブフォース分析
- 3-4 外部環境の分析に役立つフレームワーク ―PEST分析
- 3-5 高い収益の見込める業務・事業に経営資源を投下する方策 ―PPM
- 3-6 経営資源の有効活用によって競合他社に打ち勝つ ―バーニーの「リソース・ベースト・ビュー」
- (4)戦略の策定
- 4-1 競争優位に立つためのポジションの決定
- 4-2 マーケティング戦略の策定
- 4-3 事業モデル(ビジネスモデル)の策定
- (1)経営計画・事業計画の意味と位置づけ
-
第8章 マネジャーに求められる業務のマネジメント
- (1)事業計画の実施としての業務のマネジメント
- 1-1 業務のマネジメントの基本的な考え方
- 1-2 PDCAサイクルを活用した業務のマネジメント
- (2)マネジャーが身につけるべき論理的思考
- 2-1 業務をマネジメントする際に不可欠な「論理的思考法」
- 2-2 論理的な分析にあたっての基本的な考え方 ―MECE
- 2-3 抽象から具体へと論理展開して個々の業務に落とし込む ―ロジックツリー
- 2-4 手持ちの情報が乏しくても行動に移す ―仮説思考
- (3)業務目標の設定
- 3-1 目標設定の重要性
- 3-2 マネジャーが設定すべき目標の種類
- 3-3 目標の「見える化」
- (4)進捗管理
- 4-1 実施事項の洗い出し
- 4-2 実施事項を「誰が」・「いつまでに」行うかを決定する
- 4-3 進捗の「見える化」と確認
- 4-4 進捗に問題がある場合の対応
- (5)目標値と実施事項の因果関係を把握し対応する
- (1)事業計画の実施としての業務のマネジメント
-
第9章 成果の検証と問題発見およびその解決
- (1)成果の検証
- 1-1 成果の検証に不可欠な視点(損益計算書に関する基本的な知識)
- 1-2 成果の検証に役立つ様々な指標(経営指標)
- 1-3 損益分岐点分析
- (2)財務諸表の基本とその見方
- 2-1 貸借対照表(Balance Sheet、B/S)
- 2-2 損益計算書(Profit and Loss Statement、P/L)
- 2-3 キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement、C/F)
- (3)問題発見・戦略策定のための考え方
- 3-1 マネジャーに求められる問題発見とその解決
- 3-2 問題解決の基本的な考え方 ―問題解決の7ステップ
- (1)成果の検証
-
第10章 経営にかかわる基礎知識
- (1)マーケティングの基礎
- 1-1 マーケティングとは
- 1-2 マーケティング・プロセス(Marketing Process)
- 1-3 マーケティング・ミックス(マーケティングの4P)
- (2)イノベーション
- 2-1 イノベーションを生み出す7つの機会
- 2-2 イノベーションから収益を得るための「イノベーター理論」
- (1)マーケティングの基礎
第4部 リスクのマネジメント
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第11章 リスクマネジメントの考え方とその実践
- (1)マネジャーに必要なリスクマネジメント
- 1-1 リスク(Risk)とリスクマネジメント(Risk Management)の意味
- 1-2 チームにおけるリスク発生の傾向
- 1-3 マネジャーに求められるリスクマネジメントの基本的な考え方
- (2)リスクの洗い出し・分析・リスクの処理・結果の検証
- 2-1 リスクマネジメントのプロセス
- 2-2 実効的なリスク管理の方法
- (3)リスクの顕在化時にマネジャーに求められるもの
- 3-1 リスクの顕在化時の心構え
- 3-2 リスクの顕在化時の初期対応(事故情報の伝達力)
- (4)リスクマネジメントと関連する様々な概念(BCP・コンプライアンス・CSRなど)
- 4-1 事業継続計画(BCP)
- 4-2 コンプライアンス
- 4-3 組織の社会的責任(CSR・SR)
- 4-4 内部統制システム
- (5)マネジャーが実践すべきリスクマネジメント
- 5-1 平常時におけるリスクマネジメントの実践
- 5-2 緊急時におけるリスクマネジメントの実践
- (1)マネジャーに必要なリスクマネジメント
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第12章 職場におけるリスクマネジメント
- (1)マネジャーが知っておかなければならない基本知識
- 1-1 使用者と労働者の関係について
- 1-2 労働条件などについて
- 1-3 雇用について
- 1-4 その他の事項について
- (2)ハラスメントを防止するために
- 2-1 セクシュアル・ハラスメント
- 2-2 パワー・ハラスメント
- 2-3 ハラスメントの予防
- 2-4 ハラスメントへの対応
- (3)メンタルヘルス
- 3-1 こころの病気の初期サイン
- 3-2 ストレスチェック制度
- (4)ワーク・ライフ・バランス
- 4-1 ワーク・ライフ・バランス憲章
- 4-2 ワーク・ライフ・バランス実現のメリット
- 4-3 ワーク・ライフ・バランス実現のためのマネジャーの役割
- (5)労働災害防止のための対策
- 5-1 企業が負う安全配慮義務
- 5-2 安全管理
- 5-3 労働災害の発生に備えた事前の対策
- (1)マネジャーが知っておかなければならない基本知識
-
第13章 業務にかかわるリスクマネジメント
- (1)ヒューマンエラーのリスク対応
- (2)製品やサービスに関するリスク
- 2-1 製品の「品質」やサービスの「質」に関するリスク
- 2-2 製品納入やサービス提供の遅延・不能
- (3)クレーム対応
- 3-1 クレームの通報を受けたときの組織としての対応方法
- 3-2 クレームへの個別の対応方法
- (4)反社会的勢力への対応
- 4-1 マネジャーの心構え
- 4-2 相手方が反社会的勢力であると判明したときの対応
- 4-3 警察等への通報
- 4-4 反社会的勢力から不当要求を受けた場合
- 4-5 反社会的勢力と取引をしてしまった場合
- (5)取引先の信用不安に関するリスク
- 5-1 信用調査
- 5-2 危険兆候の発見
- 5-3 危険兆候が発見された後の対応
- (6)環境問題に関するリスク
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第14章 組織にかかわるリスクマネジメント
- (1)情報(個人情報・機密情報)漏えいに関するリスク
- 1-1 個人情報の漏えいリスク
- 1-2 機密情報の漏えいリスク
- (2)組織内の不正に関するリスク
- 2-1 部下の不正行為
- 2-2 贈収賄
- 2-3 独占禁止法違反(談合および不公正な取引方法)
- (1)情報(個人情報・機密情報)漏えいに関するリスク
-
第15章 事故・災害時にかかわるリスクマネジメント
- (1)感染症に関するリスク
- (2)事件・事故に関するリスク
- 2-1 施設における事故
- 2-2 貨物等運送物資に関する事故
- (3)自然災害に関するリスク
書籍
以上