PHPの環境設定 with Visual Studio Code
目次
- XAMPPのインストール
- 配色テーマの設定
- 文字コードの設定
- Auto Close Tag(自動閉じタグ)
- コード補完/コード整形の設定
- git
- デバッグ
- まとめ
1. XAMPPのインストール
次のサイトなどを参考にしてインストールしてください。
XAMPPをインストールしてみよう!
ちなみに私は、山田祥寛氏の『独習PHP第3版』を参考にしましたので、不具合が生じても自己責任でお願いします。
2. 配色テーマの設定
配色テーマを変更するには、「ファイル」→「基本設定」→「配色テーマ」を選択します。
お好みに合わせて、配色テーマを選択してください。
私は、「Dark+ (default dark)」を選択しました(^^♪
3. 文字コードの設定
Shift-JISで書かれたファイルを開くと文字化けする場合があります。
これを解決するには、2つの方法があります。
1つ目は、ファイルを開くときに文字セット エンコードを推測する設定です。
(1)Visual Studio Codeを起動し、「ファイル」→「基本設定」→「設定」を選択します。
(2)「files.autoGuessEncoding」と入力します。
(3)「files.autoGuessEncoding」の「」をクリックし、「true」をクリックします。
これで、ファイルの文字コードがShift-JISの場合でも 文字化けせずに開けるようになります。
ただ、あくまで 推測 のため、うまくいかない場合もあります。
そのときは、「files.autoGuessEncoding」の設定を「false」に戻してから、2つ目の設定を変更します。
2つ目以降は以下のサイトを参照してください。
【初心者必見!】Visual Studio Codeの使い方を分かりやすく解説!
4. Auto Close Tag(自動閉じタグ)
拡張機能の追加ボタンを押し、次に「Auto Close Tag」と検索し、インストールする。
5. コード補完/コード整形の設定
Visual Studio Code ver1.14.2(2017/07/23現在)では、コード補完/コード整形/コード実行は「PHP IntelliSense」を使うようになりました。
では、「PHP IntelliSense」をインストールしていきましょう。
(1) PHPの設定
PHP7の設定で、後に入れる「Composer」が適切にインストールできるように設定します。
(ア)PHPフォルダ(C:\xampp\php)の中にある「php.ini-development」をコピーし、ファイル名を「php.ini」に変更して、「Cドライブ直下」に保存してください。
(イ)「php.ini」をエディタで開き、以下の行をコメントアウト(行頭の「;」を削除すること)してください。
1 -;extension=php_openssl.dll
2 +extension=php_openssl.dll
3
4 ; On windows:
5 -; extension_dir = "ext"
6 +extension_dir = "ext"
(2) VSCode の設定
Visual Studio CodeからPHPを起動できるように設定します。
(ア)「ファイル」→「基本設定」→「設定」を開き、settings.jsonの編集画面に入ります。
(イ)左側にデフォルト設定が、右側にユーザ設定が表示されますので、右側に以下を記入し保存します。
{
"php.validate.executablePath":"C:\\xampp\\php\\php.exe",
"php.suggest.basic": false,
}
このように記入して保存(Ctrl+S)する。
これで VSCode で PHP7 が認識される。
(3) Composerのインストール・設定
「PHP IntelliSense」はlunguage-serverを利用するため、まずはComposerをインストール・設定します。
ここからComposer-Setup.exeをダウンロードし、実行してください。
(4) language-serverのインストール・設定
「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Composer\composer.json」を作成し、以下のように記入します。
{
"require": {
"felixfbecker/language-server": "*"
}
}
さらに、管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げ、「composer global update」とコマンドを入力します。これでlunguage-serverがインストールされます。
###(5) PHP IntelliSenseのインストール
(ア)拡張機能のアイコンをクリックしてください。
(イ)「PHP IntelliSense」と検索し、「インストール」ボタンを押して当該拡張機能をインストールしてください。
(6) コード補完・コード整形機能を確認する
これで「PHP IntelliSense」が利用できるようになりました。 任意のPHPファイルを開き、右クリックすると「ドキュメントのフォーマット(Alt+Shift+F)」という項目が追加されていますので、クリックすればコードが整形されるはずです。
6. git
7. デバッグ
8. まとめ
以下のサイトを参考にして、自分なりの環境設定をしました。
備忘録的にメモをしただけですが、Visual Studio Code でPHPの環境を設定される方のお役に立てれば幸いです。
【参照】
【初心者必見!】Visual Studio Codeの使い方を分かりやすく解説!
Visual Studio Code で快適な PHP コーディングを行う
Visual Studio CodeでPHP!