Laravelでpublicに置いた.htmlにアクセスできなかった時の対処

だいぶ前にvagrantで作った環境でLaravelのpublicディレクトリにファイルを置いてアクセスしようとすると、.php や .txt なら普通にアクセスできるのだが、.htmlファイルだけ403 NotFound になった。それを解決した時のメモ。

環境

たぶん Vagrant Cloud からダウンロードしてきたBOX。/etc/os-release や /etc/system-release には Amazon Linux 2 とある。
PHPのバージョンは 8.1。
Laravelのバージョンは9（9.48.0）。

php-fpmの場所

ググった情報によると問題を解決するには php-fpm の設定を変更して再起動する必要があるらしいが、php-fpm の設定ファイルが参考にしたページに記載されている場所にない。
自分の環境では以下にあった。

$ sudo find /etc -path '*php-fpm*'
/etc/logrotate.d/php81-php-fpm
/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/php81-php-fpm.service
/etc/systemd/system/php81-php-fpm.service.d
/etc/opt/remi/php81/sysconfig/php-fpm
/etc/opt/remi/php81/php-fpm.conf
/etc/opt/remi/php81/php-fpm.d
/etc/opt/remi/php81/php-fpm.d/www.conf

/etc/opt/remi/php81/php-fpm.d/www.conf を編集して security.limit_extensions のコメントアウトを解除し末尾に .html を追記した。

php-fpmの再起動

sudo systemctl restart php-fpm ではダメだったので php-fpm のサービス名を探した。

$ sudo systemctl list-unit-files -t service | grep php-fpm
php81-php-fpm.service                         enabled

サービス名は php81-php-fpm だった。よく見たら先ほどの find の結果の中にあった。
ということで sudo systemctl restart php81-php-fpm で php-fpm を再起動したところ、Laravel の public にある .html ファイルにアクセスして200が返ってくるようになった。

参考ページ

CentOS8 + Apache2.4.37 + php7.2(php-fpm) で HTML ファイルの中で PHP を実行する
systemctlで有効・無効なサービス一覧を表示する | 晴耕雨読