Railsチュートリアルを進めていると、Cloud9の画面上に「ディスク容量が足りないよ」的なメッセージが出てくるようになりました。
Your environment is running out of disk space. Please free up space or resize your EBS volume
しばらく無視して進めていた(よくない癖)のですが、ついには新規ファイルの保存ができなくなり、ターミナルも無反応になってしまいました。
この状況から復旧した方法のメモです。
まずはバックアップ

ターミナルを復旧
AWSが教えてくれるコマンドでストレージ容量を増やしたいのですが、私の場合ターミナルが死んでいるので、まずはそちらを直します。
バックアップができていることを確認したら、ファイルを全部削除します。
.c9フォルダに触るのはなんか怖いので残しました。
この段階で試しに新規ターミナルを立ち上げてみましたが変わらず反応がなかったので、インスタンスを再起動します。



これでターミナルが復活しました。一安心。
ストレージ容量を増やす
Moving an environment and resizing or encrypting Amazon EBS volumes - AWS Cloud9
この記事の通りにresize.shを実行します。
正常に完了すると、df
コマンドで確認したときに/dev/xvda1
ボリュームに余裕ができているはず。
バックアップから環境を戻す
バックアップしておいたtar.gz(もしくはtar)をアップロード。
特に進捗など表示されないので、ls -l
でファイルサイズを見てアップロードが完了したことを確認してから次に進みましょう。
アップロードしたバックアップファイルを展開します。
tar.gz形式の場合はtar zxvf
です。
ubuntu:~/environment $ ls
rails-tutorial.tar resize.sh
ubuntu:~/environment $ tar xvf rails-tutorial.tar
1階層ずれて展開されるので、正しい位置に移動させます。
ubuntu:~/environment $ mv environment/sample_app ./
最後に今回使ったファイルを消して復旧完了です。
ubuntu:~/environment $ rm rails-tutorial.tar
ubuntu:~/environment $ rm resize.sh
ubuntu:~/environment $ rm -r environment
おつかれさまでした。