今回はPythonの基本中の基、print文について30通りの使い方を紹介します。
初心者の方でも理解しやすいようシンプルに紹介します。
また、金融、IT企業、スタートアップに興味をもつきっかけとして
関連する用語を使用しています。
この記事から得られること
- print文の使い方になれることができる。
- プログラム開発中の変数等の中身を確認できることが理解できる。
- print文の使い方のアイディアのストックが増える。
なぜこの記事を書こうと思ったのか。
その理由は、プログラムの開発中に意外にも役立っていたので、
シェアしたいと思ったから。
また、使える種類が増えると、変数、リストの値など、確認しやすいと思ったから。
1. 基本の文字列出力
python_1.py
print("Fintech is the future")
実行結果：
Fintech is the future
直接ダブルクォーテーション("")の中に文字列を入れるパターン。
シングルクォーテーション('')でも可能です。
2. 複数の文字列を連結
python_2.py
print("Blockchain" + " " + "technology")
文字列 + " "(半角空白) + 文字列 の形
実行結果：
Blockchain technology
3. カンマで区切って複数の要素を出力
python_3.py
print("Stocks", "Bonds", "Commodities")
各要素が空白区切りで表示されます。
実行結果：
Stocks Bonds Commodities
4. フォーマット文字列（f-string）の使用
python_4.py
company = "TechStartup"
print(f"{company} is disrupting the industry")
{company}の部分が変数companyに格納されているTechStartupに置き換えられて表示されます。
実行結果：
TechStartup is disrupting the industry
5. 改行を含む文字列
python_5.py
print("IPO\nM&A\nVenture Capital")
\nが改行記号です。
実行結果：
IPO
M&A
Venture Capital
6. エスケープ文字を使用
python_6.py
print("\"Unicorn\" status achieved")
プログラムの文法としての動作ではなく、文字列に使われる"として動作します。
実行結果：
"Unicorn" status achieved
7. リストの内容を出力
python_7.py
investments = ["Angel", "Seed", "Series A"]
print(investments)
リスト内の要素が表示されます。
実行結果：
['Angel', 'Seed', 'Series A']
ほしい要素を取得したい場合、要素番号を指定します。
0番目の要素を取得したい場合
python_7_1.py
investments = ["Angel", "Seed", "Series A"]
print(investments[0])
0番目の要素の「Angel」が表示されます。
実行結果：
Angel
8. タプルの内容を出力
python_8.py
quarterly_results = ("Revenue growth", "Profit margin", "User acquisition")
print(quarterly_results)
実行結果：
('Revenue growth', 'Profit margin', 'User acquisition')
タプルはそのままだと、要素の変更ができません。
しかし、リスト型に変更が可能です。
python_8_1.py
quarterly_results = ("Revenue growth", "Profit margin", "User acquisition")
a, b, c = quarterly_results
quarterly_results_list = [a, b, c]
print(quarterly_results_list)
実行結果：
['Revenue growth', 'Profit margin', 'User acquisition']
9. 区切り文字を指定して出力
result_9.py
print("AI", "ML", "Deep Learning", sep=" | ")
3.で空白区切りで表示されていたのが、sep=""の""の間に指定された文字列に置き換わります。
実行結果：
AI | ML | Deep Learning
10. 末尾の文字を指定して出力
result_10.py
print("Funding round", end=": ")
print("Series B")
実行結果：
Funding round: Series B
続きは次回の記事になります。
ここまで、何か学びがあれば、今すぐ使ってみてください。