やりたいこと
- コロナ対策情報を集計して、いつでもWebで確認できるようにしておきたい
- すでにサイトがあるけれど、作るには高いプログラミング能力が必要
- もっと簡単にやる方法を調べてみた
- Googleスプレッドシートで、新型コロナウィルスのオープンデータを集計する
「自分たちのデータを集計・共有してみたいけど、プログラミングなんかできないし」という人は、とりあえずGoogleスプレッドシートでやってみてはどうでしょう。Excelが使える人なら、たぶんできますよ。
デモページ
こんなのができました。次のリンクで、作成したシートを閲覧できます。
- 東京都:コロナウィルス感染者情報
- https://docs.google.com/spreadsheets/d/1b_qEPZIW4t0tE_Z0g2nomu-llVtWFoJFVNuOPEtuNCo/
Update
- ニュースの自動収集を追加
- データが更新されても対応できるように調整
東京都のオープンデータを確認する
- 東京都オープンデータカタログサイトホームページ
- https://portal.data.metro.tokyo.lg.jp/
- 東京都オープンデータカタログサイトホームページ
- https://portal.data.metro.tokyo.lg.jp/1097/
- 東京都 新型コロナウイルス陽性患者発表詳細 - データセット
- https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t000010d0000000068
- CSVファイルがおいてある
- https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/data/130001_tokyo_covid19_patients.csv
Googleスプレッドシートで読み込む
1.IMPORTDATA関数で読み込む
=IMPORTDATA("https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/data/130001_tokyo_covid19_patients.csv")
2.公表_年月日の書式を日付にする
- 列を選択して、[表示形式] > [数字] > [日付]
- データが更新された時のために、日付書式を設定する範囲を列にしておく
集計する
- セルの先頭を選択して、[データ] > [ピボットテーブル]
- ピボットテーブルのシートに切り替え
公表年月日別の患者数
- 「行」に「公表_年月日」を指定
- 「値」に「No」を指定。「集計」を「COUNT」
- 総計は非表示にする
年代別の患者数
- 「行」に「年代」を指定
- 「値」に「No」を指定。「集計」を「COUNT」
グラフにする
- ピボットテーブの集計結果の先頭を選択
- [表示] > [グラフ]
- 縦棒グラフ
- データが更新された時のために、グラフの範囲を広めにしておく(例:A1:B100)
公開する
- 右上の[共有]ボタンをクリック
- シートにタイトルをつける
- 共有可能なリンクを取得
次のリンクで、作成したシートを閲覧できます。
東京都:コロナウィルス感染者情報
- 公表数の日時推移
- https://docs.google.com/spreadsheets/d/1b_qEPZIW4t0tE_Z0g2nomu-llVtWFoJFVNuOPEtuNCo/edit?usp=sharing
ニュース機能を追加する
- Googleニュースの特定ワードを含むRSSを取得する方法 | KOSAERU
- https://kosaeru.net/memo/google-news-rss/
- それをIMPORTFEED関数で取り込み
- HYPERLINK関数で、見出しとURLをまとめる
感想
- 便利ぃ
- オープンデータを直接インポートしているので、自動で更新されるんじゃないかな
-
グラフの範囲が固定なので、そこは手動操作が必要かも範囲を調整して解消したはず
課題
- ニュースが自動更新しないかも
- スマホだと、手ごろなレイアウトにならない
関連情報
- 都内の最新感染動向 | 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト
- https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
- tokyo-metropolitan-gov /
covid19から派生したサイト - https://github.com/tokyo-metropolitan-gov/covid19/blob/development/FORKED_SITES.md