こんにちは
yamaです。先日「ヤフーの1on1」という本を読み、今活動しているIDEACTIVE JAPAN PROJECTの中高チームでの1on1で改善したところ、1on1に望む姿勢が大きく変わったので、チームメンバーへの共有も兼ねて備忘録としてまとめます。(私なりの解釈でまとめているので、本の中の言葉とは違う部分もあると思います)
大原則:1on1は相手のための時間
この考え方が本を読んだ中で一番大きな学びだと思いました。
(1on1の切り出しで「今日は何を話そうか?」からスタートするなど)
私が今までチームで1on1を行っていた理由は、「チームの状態の把握」と「本人のためにリーダーとしてできるを探す」の2つと以前考えていました。
この考えていた目的は、主語が「私」であり、「メンバー」ではないことに気がつきました。
当たり前のことですが、1on1は「相手のための時間」であることを学びました。
十分に話してもらう・先に自分の考えを言わない
自分ができるだけ話さない(私なりの言語化)
1on1は相手のためにある時間であるため、相手が話してもらって相手の中で言語化してもらうことが大事です。
私は、今までは、質問の方法がチームの状態の管理の聞き方であったため、質問攻めにすることや話している途中に聞いてしまうことがありました。
しかし、相手のための時間となると、相手がどこを課題と考えているかやどうやったら解決できるかを話してもらうのが大事と思いました。
話が行き詰まった時に、相手に話してもらうための質問をすることで、本人なりに考えた答えは表面的なものではなく本質的な課題の解決方法になるなと思いました。
(文章で表すのは難しいのですが、言いたくなってもアドバイスをしないで「こことかどう思う?」や事例の詳細(「もう少し詳しく」)を聞き返すようにしました)
アドバイスをしても自分ごとにならないため、効果が薄かったり、自分がアドバイスをするよりも良い解決方法になることが多くなった印象です。
実際に、1on1で実践をしてみたところ、MTGがゆっくりすぎるという課題に対して聞いて整理をしていくと、事前のアジェンダのシェアが遅く、そこを改善すると他にもあった課題が解決しそうということが1on1を通じてありました。
経験学習
本内でよく出てきた言葉に経験学習があります。
1on1を通じてやってきたことを振り返り、自分なりの解決方法や学びに気がつき改善していくサイクルで、学んだことをどう活かすかが大事と思いました。別の本になりますが、「グロースマインドセット」と近い考え方と思いました。
実際に1on1では「この学びをどう活かす?」や「他チームにも同じようにできるようにするにはどうしたらいいか?」などを聞くようにしています。うまくいったことや失敗から学び改善するサイクルが大事と思いました。
一部ですが特に印象に残った部分を私なりの言語化でまとめました。
1on1をやる中ではまだまだなのですが、1on1をする相手にとっても有意義な時間になるように色々学んでいきたいと思った本でした。