2
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

VagrantによるLAMP環境構築手順

Posted at

はじめに

 ここでは以下の最短手順を紹介する。作業環境は、全てターミナル or コマンドプロプトで行う。

  • Vagrantのセットアップ
  • LAMP環境のインストール
  • ブラウザで表示を確認

前提
以下がマシンに既にインストール済みであること。
僕の環境は、virtualBox(5.0.32)、Vagrant(1.9.1)だが、最新バージョンでも手順は変わらないはず。

  • VirtualBox
  • Vagrant

1. Vagrant Setup

ここでは、Ubuntsu 16.04を使う。

Ubuntsu 16.04のBoxを追加

 vagrantにUbuntsu 16.04を登録。

vagrant box add xenial64 https://atlas.hashicorp.com/ubuntu/boxes/xenial64/versions/20160521.0.0/providers/virtualbox.box

Boxに追加されているか確認

Ubuntsu 16.04が追加されていたら、xenial64 (virtualbox, 0)が出力される。

vagrant box list

仮想環境を構築したいディレクトリへ移動

cd なんとか

ディレクトリをvagrantで初期化

仮想環境を構築するディレクトリへ移動が終わったら、Ubuntsu 16.04で初期化。(フロントエンドでいう、npm initみたいなイメージ)
vagrant init xenial64が完了すると、Vagrantfileという設定ファイルが生成されていることが確認できる。

vagrant init xenial64

OSを起動する

その後、Vagrantfileと同じディレクトリで、vagrant upコマンドを打つと、Vagrant上のUbuntsuOSが立ち上がる。

vagrant up

 これでPCの中にUbuntsuの仮想環境ができた。
しかし、この状態はOSが立ち上がっただけで、中身は空っぽ。(初めて買ったばかりのPCに、chromeやAdobeが入っていないのと同じイメージ)
このままでは、Webサーバーとしては使えないため、ApacheやPHP, MySQL等(LAMP環境)をインストールする。

2. LAMP環境の構築

 ここからは立ち上げたUbuntsuで作業をする。
Vagrantfileがあるディレクトリまでターミナル or コマンドプロンプトで移動

sshログイン

vagrant ssh

LAMP(Apache, MySQL, PHP)環境をインストール

 MySQLのパスワードを聞かれるので、任意のパスワードを指定。

sudo apt-get install tasksel
sudo tasksel install lamp-server

CURLとPHPの拡張をインストール

sudo apt-get install curl php-curl php-mcrypt php-mbstring php-gettext
sudo apt-get install zip

PHPの拡張を有効化

sudo phpenmod mcrypt
sudo phpenmod mbstring
sudo a2enmod rewrite

Apacheの再起動

sudo systemctl restart apache2

 ここまでやると、LAMP環境が構築できた。設定の更新するため、sudo systemctl restart apache2を行う。いったんexitコマンドでsshログインから抜ける。

ブラウザからアクセスして確認する。

 そのままでは、ブラウザから確認できない。

Vagrantfileを編集する

 Vagrantfileの以下をコメントアウトして、ブラウザからのアクセスを許可する設定に変更

# config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

↓ コメントアウト

config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

Vagrantfileを更新したので、更新を反映させる

vagrant reload #Vagrantの設定をリロード

以下でもOK。

vagrant halt #Vagrant停止
vagrant up   #Vagrant起動

ブラウザからhttp://192.168.33.10 へアクセス

成功していたら、以下のようなページが表示される。

default_apache.png

2
5
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?