Amazon Simple Notification Service

AWSのSNS(Amazon Simple Notification Service)について勉強したことをまとめます。

SNS(Amazon Simple Notification Service)とSQS(Amazon Simple Queue Service)はAWSでイベントドリブンアーキテクチャを実現するためのサービスです。

1 SNS

1.1 SNSの概要

特定のサービスへメッセージを送信するためのサービス。
トピックと呼ばれるものを作成してメッセージの送信を行う。
パブリッシャー(メッセージを送信する側)がSNSにメッセージをトピックに登録するとサブスクライバー(メッセージを受信する側)に即時にメッセージを送信する。
SNSはHTTPやEmail、AWSLambdaなどの複数のプロトコルに対応しているのでサブスクライバーにはWEBサーバ、メールアドレスなど色々なものを登録できる。
後述するSQSとも連携可能。
メッセージを瞬時に処理することができ、シンプルな構造でアプリケーションを統合することが可能。

1.2 CLIから操作してみる

1.2.1 トピックの作成

aws sns create-topic --name my_topic

1.2.2 サブスクライバーの設定

メッセージをSNSから受信するサービスの設定を行う。
今回は手軽にEメールを使用するので受信に使用するプロトコルに"email"を指定し、
エンドポイントに使用可能なメールアドレスを指定した。

aws sns subscribe \
--topic-arn arn:aws:sns:ap-northeast-1:[AWSアカウントID]:my_topic \
--protocol email \
--notification-endpoint 〇〇〇〇〇〇〇@〇〇〇〇.〇〇〇

上記コマンドを叩くとこんなメールが届いた。
メールアドレスの確認のためのメールのようです。
Confirm subscriptionのリンクをクリックすればOK。

You have chosen to subscribe to the topic: 
arn:aws:sns:ap-northeast-1:[AWSアカウントID]:my_topic

To confirm this subscription, click or visit the link below (If this was in error no action is necessary): 
Confirm subscription

Please do not reply directly to this email. If you wish to remove yourself from receiving all future SNS subscription confirmation requests please send an email to sns-opt-out

1.2.4 トピックにメッセージ登録

Hello worldというメッセージをSNSに登録してみる

aws sns publish \
--topic-arn arn:aws:sns:ap-northeast-1:[AWSアカウントID]:my_topic \
--subject "test" \
--message "Hello World"

1.2.5 メールの確認

トピックに登録されたメッセージは即時にサブスクライバーに送信されるのでメールを確認してみる。
件名：test
内容：hello world
というメールを受信できていたので動作確認完了です。