最後に環境準備なども書きますが、まずは引っかかったところ。
■terminalへの出力は?
書き込みもデバッグもSWDIO一本でOKなんて書いてあるから、arduinoのシリアルモニタ的なものもSWDIOだけでOKかと思ったらそうではありませんでした。Txである PD5(Chipの#2)を WCH-LINKのRxにつなぐ必要あり。
■ターミナルの起動
メインメニューからは辿れなくて(私には)
ツールバーにしかない感じ
■評価ボードじゃなくてChip単品で使う
SSOP20のBreakOutボードがあればOK
WCH-LINK Chip
3.3 #9
GND #7
SWDIO #18
Rx #2 (terminalへ printf したいなら)
の接続でOK 外部オシレータ無しでも可
■内部外部オシレータによる速度の差
評価ボードがそうであるように外部オシレータがある場合
Delay_Ms();
は期待通りの挙動ですが
外付け水晶なしの場合(内部オシレータ使用の場合)、どうも
Delay_Ms();
は期待の2倍delayするようです。
正しくする設定を知らないだけだと思いますが、、
ただ、USARTの速度は設定した値でTerminalと通信できました
delayなしでpinのHIGH/LOW上げ下げさせてみると
内部オシレータの場合は 772KHz
外部の場合は 1.14MHzでした。
どちらの場合もシステムクロックは 48000000
と報告してくるのがちょっと不思議
■書き込めないことがある
確実なのは
MounRiver Studioから
もし実行中なら ■ボタンでデバッガを止める
メインメニュー/Project/Clearn
メインメニュー/Run/Run
■□■一般的な情報
■そもそもこれは何? 今一部で注目の激安RISC-V Chipに関する情報です。 あまりに情報が少なく、しょぼいところで躓いて起き上がれないこともあるかと、、■SDKなどは?
https://www.wch.cn/
https://www.wch.cn/search?t=all&q=CH32V003
で
CH32V003EVT.ZIP
を落としてきましょう。
その中に
EXAM というフォルダと、PUBというフォルダがあります。
PUBにある
CH32V00x Evaluation Board Reference-EN.pdf
にいろいろ書いてあるので参考になりますが、
間違っている内容もありますね、、
EXAM フォルダにはサンプルコードがたくさん載っているので役に立ちます。
■開発環境
EVT.ZIPのPUBフォルダの
CH32V00x Evaluation Board Reference-EN.pdf
の p2 に IDEは MounRiverを使えと書いてありますがリンクがありません。
http://www.mounriver.com/download
から
MounRiver_Studio_Setup_V184.zip
をget してインストールしましょう。
MounRiver_Update_V184.zip と間違えないように注意。
で、MounRiverがインストールされたら、
WCH-LINKに評価ボードをつないで、それをPCにつないで
メインメニュー/File/Loadで先程の EVT.ZIPを解凍してできた EXAM フォルダ内の
GPIO/GPIO_Toggle
を開いてみましょう。
これがだいたいLチカです。
開くには
GPIO_Toggle.wvproj
を開きます。
■Loadしたけど、どこに書き込むのか?
user フォルダ下の main.c を開きます。
■書き込み方
CH32V00x Evaluation Board Reference-EN.pdf
にはやたらと難しく書いてありますが、実は以下でOK
例:EXAM下のサンプルプロジェクト を書き込むとする
WCH-LINKとチップまたは評価ボードを正しくPCに繋いで、
MounRiver stduioの メインメニュー
Project/Build ALL
の後、
Run/Run
その後ソースを変更して再び書き込むときはまずSaveします。
下記■ をクリックして開発環境とチップの連携を切ります。
その上で
Project/Clean やって Run/Runすると新しいソースで書き込んでくれます。
もっと効率が良い方法もあると思いますが今のところこれが確実でした。