Pythonのファイル処理
ファイルとファイルオブジェクトについて
- 組み込み関数open()を使用してファイルを開く(組み込み関数のため特別な宣言などは必要ない）
- open()関数はファイルオブジェクトで結果を返す
- open(開くファイル名orファイルパス,モード,エンコード)：モードの指定によって、あるパラメータを指定することでファイルをどのように開くかを指定できる
- 組み込み関数close()を使用してファイルを閉じる(明示的にファイルを閉じない場合、GCによってファイルオブジェクトが削除されたとき自動的に閉じる)
f = open("sample.txt", "r",encoding="utf-8",errors="ignore" )
s = f.read()
print(s)
f.close
ファイルを開くときのモードについて
目的に応じてモードを指定する。
読み込み専用 ⇒ 「r」を使用
書き出し専用 → 新規作成か？ ⇒ Yesなら「w」、Noなら「a」
読み書き両方 → 新規作成か？ ⇒ Yesなら「w+」、Noなら開始位置に先頭から読み書きで「r+」(末尾から読み書きなら「a+」）
ファイルに対する操作
- ファイルに対する操作はファイルオブジェクトに対してメソッドを呼び出す
- F.read(整数サイズ):文字列として返す。サイズ指定によりバイトサイズを指定できる
- F.readline(整数サイズ):ファイルから1行の読み込む。文字列として返す。
- F.readlines(整数サイズ)：ファイルから複数行の読み込む。戻り値として文字列を要素として含んだシーケンス（行ごとに分割してリストにする）
- F.write(文字列):文字列を指定してファイルに書き出しを行う
- F.writeline(シーケンス):改行文字を追加して書き出せない
python.readメソッド使用
f = open("sample.txt", "r",encoding="utf-8",errors="ignore" )
str_read = f.read()
print(str_read)
# 以下、結果
sample
ad
gv
ewg
g\vewg\v
v
d
vc
dwvc
ds
python.readlineメソッド使用
f = open("sample.txt", "r",encoding="utf-8",errors="ignore" )
str = f.readlines() # 1行ごとを1つ要素としてリストを返す
print(str)
# 以下、結果
['sample\n', '\n', 'ad\n', 'gv\n', 'ewg\n', 'g\\vewg\\v\n', 'v\n', 'd\n', 'vc\n', 'dwvc\n', 'ds']