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[学部25卒] Web開発の勉強を独学で始めて8カ月でメガベンチャーに内定をもらった話のすべて

Last updated at Posted at 2023-11-14

はじめに

こんにちは!やせと申します。

今回は僕がweb系メガベンチャーに内定をもらうまでにやったことをすべてお話したいと思っています。これからweb開発の勉強を始める方web系の企業に就職したいという方の1つの参考になるのではないかなと思います。

ただこの記事では、こんなことをすれば簡単にメガベンに就職できるよ、という内容ではなく、web系エンジニアになるための道をこんな風に歩んできた、といった行動や考え方を中心に話していきます。8カ月をすべて詰め込んで、すこし長くなったので多少読み飛ばしながら進めるといいかもしれません。

※メガベンチャーといっても人によって基準が違うと思うのですが、参考程度に以下のサイトに書かれている企業様の中から内定を頂きました。

著者の前提知識

・地方国立大学の情報工学専攻25卒
・バスケ部所属
・プログラミングは授業で軽くやっていた
・技術系の団体は未所属
・大学では勉強せずにバスケとゲームしてたせいでGPA低め
image.png

2023/3~

独学での学習を決める

この頃にweb開発に興味をもち、色々調べ始め始めました。プログラミングスクールに通うことも考えたのですが、金欠学生だったので独学を選びました。
また、今の時代はChatGPTという24時間何でも聞ける専属講師がいるので勉強の在り方が変わって、よほどのことがない限り独学で十分だと僕は考えています。今振り返ってみても、独学で勉強してきて得られたものはとても大きいと感じています。

始めるにあたって調べたこと

まず何か学習を始める上で大事だと思っていることを話します。
それは勉強するための勉強をするということです。例えば、山を登るときに、何も調べずにいきなり山に登るのと、事前に調べた最短安全ルートで登るのを比べると、圧倒的に後者の方が早く、楽に、安全に登ることができます。

プログラミング学習にも同じことが言えると思っていて、僕の場合は勉強を始める前に、プログラミングの学習方法について、徹底的に調べました。調べるにあたって大事にしてたものは以下のようになります。
・勉強する媒体
・自分の作りたいものを実現するにはどの言語が最適か
・学習ルート
・トレンド

これらをWebやYouTubeなどで調べました。ここで方向性を定めて、全体像が見えてると、最短で効率よく学習を進めることができると思っています。

調べた結果、僕の場合はイケてるweb画面を作りたかったので
・言語: Javascript
・ライブラリ: React
・媒体: Udemy
を選ぶことにしました。

3/22にUdemyの教材を購入しReactの勉強を始めました。

スクリーンショット 2023-11-14 120204.png

始めたはいいものの、JavaScriptについては全然知らない状態だったので、YouTubeの無料講座を見たりしました。この方のJavaScript入門の動画を特に参考にしてました。(後にDockerの動画なども見たりしてました)

2023/5

Udemy終了

この頃にUdemyの講座を一通り終え、次に何やるのかを考えました。当時は完璧に理解するためにもう一周やろうか悩んでましたが、今振り返ってみると一周で十分だったと思っています。自分で開発してく中で理解していった部分があったので、分からないとこがあったら、また振り返ってみるというやり方で十分なのかなと思います。

次になにか自分で作ってみることにしました。ここでも、さっき言った事と同じ要領で作るための勉強をしました。その中で大事にしていた考えは、すごい人をまねるということです。これを聞いた人の中にはまねることに抵抗を覚える人がいるかもしれません。しかし、ここでいうまねるとは、アプリを丸々まねるといった意味ではなく、すごい人の考え方方法をまねるということです。

例えば、新たに山を登り始めた人は、新たに道を開拓するよりも、先人たちが拓いてくれた道を辿っていく方が、効率よく先に進むことができます。新たに道を開拓するのは、更に先の先人さえも未開拓の地から始めればいいと思っています。

エンジニアの界隈では、幸いなことにQiitaZennなどにすごい人達の作ったアプリの紹介や説明が記事にされています。なのでまずは、すごい人の考え方やり方をまねる(参考にする)というとこから始めました。毎日色んな記事を読んで、自分の中の辞書に索引をたくさん貼ることを特に意識しました。この索引を貼るという作業が今思うととても大事なことだったと思います。この時点では索引だけで十分で内容の理解については毛が生えたくらいの知識で大丈夫だと思います。

このタイミングでDockerやクラウド、CI/CDなどの難しめの用語にたくさん触れてどのようなものなのか理解していきました。特に意識していたことは、実務レベルの記事を見るということです。はじめはサッパリ分かりませんでしたが、何度も触れることで抵抗感をなくしていきました。そうすることで、実務レベルの当たり前を自分の中で作ることができたと感じています。

参考記事

以下に、当時の僕が特に参考にしていた記事や動画をまとめておきます。

・用語のインデックス(索引)を貼るのにすごく助かった記事↓

学習方法について参考にしていた記事↓

設計・開発の流れなどについて参考にしていた記事↓

・Reactの開発ですごい参考にしていた。入門の方にとってもおすすめ↓

・メガベンチャー就職について参考にした動画↓
(この方のチャンネルの他の動画もほぼ全部見てました、というか今も見てます)

・上の動画の中で「ポートフォリオを作ってQiitaに記事を書いてそれをESに載せていた」と言っていたので、その記事を頑張って探し出したやつ↓
(これを参考に自分もAI Typingの記事を書きました)

・就活でどんなことをすれば良いのかについて参考にしていた記事↓
(この記事を参考に自己分析などして、Notionにまとめるなどしてました。)

・通学中ほぼ毎日聞いていたチャンネル↓
(転職向けチャンネルですが、新卒メガベンで必要とされる技術レベルは同じくらいだと考えていたので見てました)

まだまだたくさんあるのですが、多すぎるので主要なものだけをピックアップしました。

作ったもの

これらの記事や動画の考え方、方法をまねてAI Typingというものを作りました。
はじめはフロントのみの実装でしたが、バックエンドも作ろうと思い、同様にGolangをUdemyで学習して作りました。

2023/7,8

ハッカソン

これまで独学で一人寂しく開発していたのですが「チーム開発を経験したい!」と思い、外の世界へ出ることにしました。メガベンチャーにインターンに行ってる人は「ハッカソン優秀賞!」みたいな輝かしい経歴を持っている人が多い印象だったので、自分もそれをまねして優秀賞を取りたいと思ったのもあります。

大学は情報専攻だったのですが、いつも一緒にいる友達はパチンコとかやってて一緒に出れそうになかったので断念しました。Twitterでハッカソンのメンバーを募集してる人を探してたら、Rさんを見つけて声をかけて一緒に出ることになりました。知らない土地へ飛び込むのはとても苦手だったのですが、とりあえずやってみるの精神でやってみました。
今思うとこの精神がとても大事だったなと感じています。面接の時もこの飛び込みを評価してもらえることが多かった印象です。

最終的に4人のチームになって、賞は取れませんでしたが、みんなすごく良い方達で楽しくハッカソンを終えることができました。

技育展

同じ時期にサポータズ主催の技育展というものがあることを知り、なんかすごそうということで、これもとりあえずやってみるの精神でエントリーしました。

登壇経験とかないのに、中部地区でソロで登壇することになりましたが、予選を突破して決勝に進むことができました。ファイナリストまで行くことはできませんでしたが、とても刺激的な体験になったり、新しい繋がりを作ることができました。技育展では懇親会で企業の方ともつながりを持てるのですごくおすすめです。

2023/9

インターン

9月にはインターンに2社参加しました。
実は5月くらいにも、とりあえずやってみるの精神でいくつかインターンに応募したのですが、開発経験が皆無すぎて当たり前のように書類選考落ちでした。インターンは無理そうだから勉強しようかなと考えていたところ、Xで声をかけてくれたKくんから、いろんなアドバイスをいただき、滑り込みでインターンが決まり、参加することができました。ありがとう:sob:

今思うと、Xでいろんな人と出会ったり、すごい人のつぶやきを見て、考えをまねるということもできたので、Xをやっていて良かったなと思います。

インターン面接では技育展とハッカソンしか話すことがなかったのですが、短期間での行動を評価してもらえたのかなと感じています。

2023/10, 11

新しく作ったwebアプリ

技育展やインターンを終え「チョット強くなったカモ」と思い新しくサービスを作ってみることにしました。これまで話してきたように、僕は技術記事をたくさん読んできたという経緯があります。そんな自分を構成してきたような技術記事に関するサービスを一から作りました。
いろんなサイトの技術記事をまとめて見れるサイトとなっているので、隙間時間になにか読みたいといったときにおすすめです。記事を読む習慣を使いたい人にもおすすめなので、ぜひ使ってみてください!

内定

Chiettaの開発と並行して選考も進めていました。
インターンに参加して第一志望となっていた企業様から11/8に内定を頂き、そこで就活を終わることとしました。
僕はまだ開発経験が浅く、技術力も一人前とは言えませんが、この半年の中でやってきたことを評価していただいたのだと感じています。

さいごに

これまで色々話してきましたが、これまでの話は簡単な道のりではなく、道の歩き方です。
途中、登山を例に出してきたと思います。登頂するための道はたくさんあって、どんな道を歩むかはみなさん次第です。しかし、今まで言ってきたように効率よく物事を進めていくためには、成功した先人をまねることが一番の近道だと思っています。極端な話になりますが、本気で起業家として成功したいのであれば、すでに成功している人を調べ、その人が毎日14時間勉強していたのなら、まねして毎日14時間勉強するのが近道なんだと思います。

最後になりますが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、みなさんが道を歩む途中での道しるべになってくれれば幸いです。

まとめ

・勉強の勉強をする
・初めはいろんな技術記事を読んで自分の辞書にインデックスを貼る
・とりあえず色んなことをやってみることが大事
・すでに成功している人がいるなら行動や考えをとことんまねる
・開発を楽しんで継続する!!!(一番大事)

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