はじめに
プログラマーっぽい記事の内容って何だろうって考えたときに、
「ぼくのなつやすみ」の8月32日に行くことができるバグが起きた理由についてのお話が浮かんだので、そのことを記事にしていこうと思います。
実際に遊んだことがあるわけではないので、
実況や対談の内容から抜粋して記事を書いていこうと思います。
(季節外れにもほどがある)
「ぼくなつ」って?
『ぼくのなつやすみ』は、2000年6月22日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation用ゲームソフト。『ぼくのなつやすみシリーズ』の第1作。
母親が臨月を迎えたため、8月の夏休みの1か月間、田舎の親戚の家へ預けられた9歳の少年「ボク」を操作し、昆虫採集や虫相撲、魚釣りなどをしていくゲームである。時代設定は1975年(昭和50年)で、北関東のどこかに存在する森や山に囲まれた架空の田舎「月夜野」(つきよの)が舞台となっている。
wikipediaより
8月32日
8月は31日までなので、本来はゲームの使用上(というか常識的に)31日の日記を書くと夏休みが終わってしまい、エンディングとなるのですが…
バグというかプログラムの抜けている部分が見つかり、夏休みを終わらせずに次の日を迎えてしまうことができてしまうんですよ。
夏休みが終わらなければ学校に行く必要がなくて最高ですね。
エンドレスエイト!(それは違う作品)
前置きはここまでにして…
実際には存在しないはずの8月32日以降はゲームとしては動くのですが、家族の顔色が青色になっていたり、体の一部分しか表示されていなかったり、宙に浮かんでいたり、文字化けしていたりします。
この時点でだいぶ不気味ですけど。
実際の8月32日の様子を見たい方はアブさんの動画を見るとわかりやすいと思います。
【閲覧注意】「8月32日の恐怖。ぼくのなつやすみの裏技・バグ技」↓
https://youtu.be/eVKRbEhDMc0?feature=shared
なぜこんなのにもめちゃくちゃなのに、ゲームが動き続けることができたのでしょうか。
このバグを作者が解説
このバグについて解説しているものがあるので、一部抜粋する形で書かせていただきます。
引用先「ぼくのなつやすみの8月32日について解説(作者本人)」
https://togetter.com/li/46554
(作者)「せっかくなので8月32日を発明してしまった責任者としてはその話をしましょうか? …あれはぼくなつ1の発売後2年ほど経過してから発見されたものなんです。症状を聞いた瞬間「なんてナイスなバグなんだ」と不覚にも思ってしまいましたw その時点では単なる「就寝せずに翌日へ行けるバグ技」です」
(作者)「8月32日なんてデータは用意されていませんから当然むちゃくちゃになりますが、その部分はプログラミングが優秀なので、ドライバーが堅牢で、データが存在しない日時に突入してもボロボロになりながら動いているんです。ある意味すごいことなんだけど。」
(作者)「さすがにデータがないまま動き続けるのは無理なので、ああいうホラーな見た目になっているんです。メモリーの狭間にある各種のドライバーにとっては無意味な情報を、無理やり視覚化するとああいうグラフィックになるということですね。」
(作者)「ちなみにこれは(最初の)『ぼくのなつやすみ』PS版で出るバグです。残念ながら移植した『ぼくのなつやすみポータル』では発生しません。おしまい。」
〆
ただただぼくなつのバグについて語っただけの記事になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
個人的に8月32日の異次元に飛ばされて、誰もいない世界に来てしまった感じがとても好きなんですけど、人によってはかなり閲覧注意レベルでしたね。(反省はしてないけど、申し訳ないとは思っている)
レトロゲームというか昔のゲームであればあるほど、バグっていても動き続けるゲームが多いのでどのようなプログラムを書いているのか気になります。(大体はアセンブラ言語かC言語で書かれていると思いますが)
好きなゲームやバグについて他に知っている人がいれば教えてもらえると、個人的にゲームの知識が増えるので教えてもらえると嬉しいですね。
↓下記は独り言
まずプレステ実機を買って、ソフトを買って…
実機を買ったら「serial experiments lain」「ビブリボン」「パラッパラッパー」「クロックタワー」なんかを遊びたいですね。
なんならブラウン管も買ってプレイしたら当時の雰囲気を味わえるかも…wktk