はじめに
こんにちは!
サッカーするのも見るのも大好きなサッカー少年です!
この記事では、最近サッカーなどでよく聞く「VAR」について解説していきたいと思います。
VARとは?
「VAR」という言葉。
皆さんも聞いたことはあるのではないでしょうか。
「VAR」とはビデオアシスタントレフェリーの略称です。
サッカーで使われる審判のアシスタント技術であり、初めてこのシステムが導入されたのは、2016年のFIFAクラブワールドカップという大会から導入されました。そして、2018年のロシアワールドカップでも導入され、世界中で知られることになりました。
なんのためにつかうのか?
一言で表すとVARというのは主審のアシスタントという役割です。詳しく解説すると、次の4つの事象と主審が確認できなかった重大な事象のみに介入します。4つの事象とは、「得点かどうか」「PKかどうか」「退場かどうか」「警告退場の人間違い」の4つの場面です。
なにができるのか?
他のスポーツいうとテニスやバレーボールの「チャレンジ」のようなものです。簡単に言うと、ビデオ判定で、モニターが設置された別部屋からフィールドにいる主審・副審をサポートすることができます。先ほど紹介した場面であいまいな判定や点数にかかわる判定などの重要な場面に、主審がリプレイ映像を見ながら別室にいるほかの審判員と相談しながら間違いのないように判定します。
どんな技術が使われているのか
2022年のワールドカップで導入された「半自動オフサイド判定」と「最新のトラッキング技術」について説明します。「半自動オフサイド判定」とは、「スケルトラック」と「ホークビジョン」という技術が使われていて、「スケルトラック」は、会場に設置された12台のトラッキング専用カメラから得られた映像をAIが分析し、骨格や関節の位置から選手の現在地を詳細に算出するトラッキング技術です。この「スケルトラック」に、位置情報データをもとにした選手の位置関係を3Dで可視化できるホークビジョンを組み合わせることで、半自動オフサイド判定が可能になります。
まとめ
少しは「VAR」について分かっていただけたでしょうか。
正確な判定をすることができる「VAR」ですが、判定までに時間がかかりすぎている、プレーの流れが切れてしまう。などの批判的な意見も少なくありません。時が経つのと同時にIT技術が進化する現代では、年々改良を重ねて、より良い方向に向かっていると思います。ちなみに私は、「VAR」は賛成派です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!