はじめに
身近にある自動ドアがどんな仕組みなのか気になって調べてみました。
自動ドアの各装置
ドアオペレーター
ドアを開閉動作させる駆動装置、制御装置の一式です。
ドアエンジン、コントローラー、従動プーリ―、ドアハンガ―、ドアストッパー、ベルトなどから構成されます。
メンテナンス用スイッチ
メンテナンス時にドアオペレーターの電源ON、OFF に使用します。
起動センサー
通行者を検知し、ドアオペレーターに作動信号を送信します。
補助光電センサー
起動センサーでは検知しにくいドア軌道上の人や物を検知し、
ドアオペレーターに作動信号を送信します。
閉保護センサー
閉じ作動中にドアと衝突する可能性がある領域を監視するセンサーです。
閉じ作動中にセンサーが検知するとドアへ検知信号を送信します。
無目
ドアオペレーターなどを納めるためのケースです。
ガイドレール
ドアの床面に設置した案内用レールです。
錠前
ドアを手動で施錠・解錠するための鍵です。
などがあります。
センサーについて
自動ドアにはセンサーが装備されており、「起動センサー」、「補助センサー」、「保護センサー」に分けられます。
起動センサー
ドアを開けるためのセンサー。
光線反射・電波方式とタッチ方式があります。
補助センサー
ドア通過中の人やドア間近で停止した人などが、閉じるドアに挟まれないよう安全性を高めるセンサー。
光電方式、光線反射方式、超音波方式があります。
保護センサー
ドア通過中の人やドア間近で立ち止まった人などが、閉じるドアに接触(衝突)しないよう、ドアの作動範囲を監視するセンサー。
光電方式、光線反射方式があります。
自動ドアが反応しない理由
自動ドアが反応しない理由はセンサーによって違いがありました。
赤外線反射センサー
このセンサーは色や素材で左右されることが多いため、反射がうまく返ってこないと、それらの差を判断ができず反応しません。
光電センサー
通過するものの表面積が大きければ作動しやすいため、痩せていると検知しづらくなります。
感圧マット
およそ10kg以上で作動するようになっており、感度によっては上で飛んだり跳ねたりしないと作動しない場合も多々ありました。
などがありました。
最後に
身近にある自動ドアの仕組みが少しわかった。
小さいときに自動ドアがなかなか反応しない理由が分かった。
自動ドアは接触することなくドアが開くので感染症対策になると思った。
参考サイト
https://www.seikatsu110.jp/corporative/co_automatic_door/15936/
https://nabco.nabtesco.com/automatic-door/structure/