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電子カルテのメリットとデメリット

Last updated at Posted at 2020-12-13

来年、母が看護師の仕事を再開することになり、「電子カルテ」というものを使用して仕事をすることになると聞きました。
そこで、「電子カルテ」が実際どういうものなのか気になったため少し調べてみることにしました。

電子カルテとは

簡単に言うと
患者さんの情報(患者さんの氏名、住所、既住職など一人一人異なる情報)が載った紙のカルテを電子化したもの
です。

また、医療会計や薬剤システムなどをオンラインで連携し、治療経過などの情報を知ることができ、記録の検索や分析を担うことができます。
さらに、電子カルテには大きく2つの種類があり、病院向けとクリニック向けの電子カルテがあります。

普及率

厚生労働省の調査結果を見てみると、かなりの増加傾向があり、たくさんの病院で使用されていくだろうということがわかります。
image.png
電子カルテシステム等の普及状況の推移
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000482158.pdf

メリット

メリットは大きく分けて4つあります。

1,管理スペースの削減
患者さんのデータはサーバ内に蓄積され、保存されるので、紙のように保存するスペースが必要なくなる。

2,業務効率の向上
紙カルテよりもあらゆる面で時間が短縮される。

3,ミスの防止
書き間違い、読み間違いなどのトラブル(ヒューマンエラー)の防止になる。

4,情報の共有、確認がスムーズに
入力後すぐに反映され、編集する際にもすぐにできるため情報を入力する側も見る側も時間や手間がかからずに済む。

デメリット

使いやすそうな電子カルテだが意外とよくない面もあります。

1,電気に依存
停電などのトラブルでシステムが停止してしまう可能性がある。
(自家発電装置で対応している医療機関が多い)

2,使うのに慣れが必要
パソコンが不慣れな人にとっては大きな負担になる。

3,コストがかかる
初期費用だけでなく、運用費もかかってしまう。

4,セキュリティでのリスク
院内のどこにでもアクセスできるようになり情報漏洩の危険性がある。

まとめ

ミスや保存スペースが減り、業務の効率が上がるメリットがある一方デメリットも少なくはないので導入するにはしっかり考えてみないといけないなと感じました。
母もこれから電子カルテを使うのでこのことを教えて、紙カルテよりも効率よく楽に業務をこなしてほしいです。

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