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今回は、AIの顔認識機能について調べたので紹介します。

AIが顔認証を行う流れ

AIが顔認証を行うためには、3つのステップがあります。

1. 入力画像が顔認証アルゴリズムに送られる。

2. 顔認証アルゴリズムが入力画像に対する顔の埋め込みを作成する。

3. 顔認証アルゴリズムが入力画像の顔の埋め込みをデータベース内の顔の埋め込みと比較する。

です。

「顔の埋め込み」というのは、顔画像をアルゴリズムが理解可能なデータに変換することです。顔のキーポイントを数値化することで、データベース内の顔のデータと比較することができるようになるそうです。

AIの顔認識機能の実用例

・スマートフォンのロック解除
・マンションの入り口、オフィスの正面ロビーなど、顔認識技術によるセキュリティゲート
・顔認識AIによるキャッシュレス決済
・顔認識での犯人追跡

など、主にセキュリティ面での活躍をしています。

マスク着用時の顔認証

顔認識機能自体は、何年も前からスマートフォンの顔認識でのロック解除など、様々な面で活用されてきました。しかし、私が今回記事として取り上げようと思った理由は「マスク着用時の顔認識」について興味を持ったからです。
マスクを着用している場合、鼻や口、輪郭など、顔のキーポイントとなる部分が全く見えなくなってしまうので、認識ができないのではないかと思っていました。
しかし、その対策として開発されたアルゴリズムは、目の周りに重点を置いて顔の埋め込みをする、というものです。
まず、まずマスク着用の有無を判定し、マスクを着けている場合は目の周り、そうでない場合は鼻や口などから特徴点を抽出し、顔の認証を行うという、マスクの有無に応じて分析アルゴリズムを切り替えるシステムでした。このアルゴリズムにより、マスク着用時でも99.9%で顔認証が実現されたようです。

感想

コロナの蔓延は非常に急なことであったにも関わらず、臆せずにその対策となるシステム開発を行っていく世界中の開発者の人たちの姿勢や対応力に驚かされました。私も、もっと勉強をしてスキルを磨き、そのような人材になろうと思いました。

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