はじめに
ショートカットキーとは、様々なアプリケーションでの操作でマウスを動かさず、キーボードのみで操作できるキーの組み合わせです。
今までも便利だなと思い使っていましたが、RPAでボットを作成している時にショートカットキーの偉大さに気付かされました。
今回は、IBM RPAでショートカットキーを使う方法(特にWindowsキー)を書きたいと思います。
ショートカットキーをRPAで使う方法
まず初めに、IBM RPAでショートカットキーを扱えるのが「キーの送信」コマンドです。
CtrlキーやFunctionキーをはじめ様々なキーに対応しています。
例えば、コピー(Ctrl + c)などは「^c」で実現できます。
細かい書き方はこちらをご覧ください。
Windowsキーのショートカットとして「Ctrl + Esc」があることから、Windowsキーは「キーの送信」コマンドだと「^{ESC}」で実現できます。
しかし、Windowキーと一緒にほかのキーを押すことは「キーの送信」コマンドではできません。
Windowsキーを含むショートカットキーの実現方法
そこで出てくるのが「キーの押下または解放」コマンドです。
このコマンドで「LWin」もしくは「RWin」を選択することで、Windowsキーを押すことができます。
例えば、「Windowsキー + d」でデスクトップ画面を開くことができますが、その場合は「キーの押下または解放」コマンドの下に「キー」を「d」に設定した「キーの送信」コマンドを置きます。
注意としては「キーの送信コマンド」と違い、Windowsキーは「キーを押したままにする」ことになるため「キーを放す」操作を行う「キーの押下または解放」コマンドを入れる必要があります。このコマンドを忘れると、ずっとWinodwsキーが押された状態となってしまいます。
おわりに
ご覧いただきありがとうございました。