事の起こり
技術士という技術系の資格としては最高峰、最難関と言われる国家資格が有ります。筆者は研究開発職としてソフトウェア開発に関わっているため、ゆくゆくは技術士(情報工学)を取得したいと思っています。そのためにはまず一次試験に合格する必要が有ります。よって、受験申込をやった結果。。。それはそれは驚きの連続でした。。。
そもそも技術士一次試験とは?
技術士は技術系の国家資格としては、最難関にして最高峰の資格と言われています。(公式HPでもその様に紹介されています。)この試験は合格までの道程がとても長いという特徴が有ります。実は筆者はJABEE認定課程を大学で修了しているため、下図の経歴3のルートで実は技術士試験二次試験に挑戦できます。しかし、大学の専攻が電気電子工学だったため、二次試験で一部科目免除が(情報工学部門で受験した場合)受けられません。よって一次試験を受験することにしました。
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申込受付期間と実際の試験日が約半年も空いている?
技術士一次試験は例年11月の下旬に実施されます。よって申込期間は10月中か、早くても9月中ぐらいだろうと昨年は油断してしまい、受験することが出来ませんでした。何と6月中(今年は6月12日〜26日)なのです。半年前に締め切ってしまって試験までの期間そんなに準備に時間を要するのでしょうか?全くの謎です。試験の申込から試験当日までこれだけの期間が空く試験を筆者は少なくこれまで受験したことが有りません。
6/7に受験申込様式ネット配布開始のはず。。。しかし。。。
6/7から公式HPで受験申込様式が配布されるとアナウンスされていたのですが、筆者が確認した時は有りませんでした。。。後日確認したらいつの間にかページが更新されていて、アップされていました。
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DXが叫ばれているご時世に。。。恐ろしきペーパーワーク。。。
何とインターネット申込などというハイテク??システムには対応していません。紙ベースの申請です。後述しますが、専用のファイルが用意されていて、それに入力して印刷して。。。しかも、受験料は銀行振込のみ対応です。クレジットカード決済は非対応です。もう少しこのご時世に合わせて柔軟なシステムにして欲しいと思うのは筆者だけでしょうか?情報工学部門を受験することになっているのですが、このシステムを見ると少し不安になりました。。。 ただ、国家資格の申請は怒濤のペーパーワークは珍しく有りません。情報処理安全確保支援士登録を行った時も怒濤のペーパーワークでした。
申込書類は凄まじい神Excel。。。
申込書類は先述の通り紙ベースでした。ではその申込申請書は手書きなのかというと専用のExcelファイルが用意されています。しかも実際に利用した感触だと怒濤のExcel VBAの塊の様なファイルです。最新のExcelまで対応されているとアナウンスされています。しかし、Mac版Excelは非対応で、以下の様なエラーが出るばかりで解消せず、仕方が無いのでWindowsのVM上で編集しました。。。このファイルを最新のExcelに合わせてメンテナンスするぐらいなら、Webベースで申込出来るシステムを構築した方が良い様に思うのは筆者だけでしょうか?Excel VBAは今後Pythonに置き換わることがアナウンスされています。この「神Excel」はいつまで生き残るのでしょう。。。今のご時世とはかけ離れている様な気がします。。。そして、このExcelファイルは入力後に、申込書作成というボタンをクリックすると、専用の書類(形式は入力フォームと微妙に異なっている)がPDFとして出力されてきます。。。ある意味ガラパゴス化していると言えなくもないです。。。
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因みにWindowsの環境や対応しているExcelが用意できない、ファイルが正常に動作しないなどの事態が発生した場合は以下のPDFを印刷して手書きで記入して提出という救済措置??が用意されています。
まとめ
愚痴、嘆きの様な内容のまとめ記事になりましたが、DXが叫ばれているご時世にあまりにあまりなペーパーワークのオンパレードと高度に?ガラパゴス化された神Excelに技術系最高峰の資格と言われる技術士の一次試験申込で驚かされるとは正直思っていませんでした。よって、記憶が薄れないうちに誰得なのか最早分からない記事を投稿したのでした。