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AWS Certified Solution Architect Associateに合格したので色々まとめてみた

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概要

AWS Certified Solution Architect Associate(以下、AWS SAA)を受験し、3度目の受験で漸く:cherry_blossom:合格:cherry_blossom:しました。よって、今後のため、今回ここまで苦戦した要因も含めて色々とまとめておこうと思います。因みに約1年前にAWS Certified Cloud Practitioner(以下、AWS CCP)に合格した時には、以下の記事を投稿しています。AWS CCPから受験を考えている方は、以下の過去記事を参照して下さい。

そもそもAWS SAAとは?

上記の過去記事でも簡単にまとめましたが、一応再度まとめます。そもそもAWS認定は12種類存在し、SAAは下から2番目のAssociateレベルの認定です。試験時間や形式、受験料、合格点などは以下の様になっています。筆者は勤務先がAWSのパートナー企業であるため、無料でバウチャーを貰うことが出来たので、(受験料の)自己負担としては0円で受験出来ました。

  • 試験時間: 130 分
  • 試験形式: 65 個の問題(複数選択または複数応答のいずれか)
  • 受験料: 150 USD
  • 合格点: 720/1000

受験の動機

そもそも筆者は業務、プライベート共にAWSを利用する環境ではありませんでした。それでも受験をしようと思った切っ掛けは、前の部署で業務と全く関係が無いにも関わらず、何とかの1つ覚えの様に受けろ受けろと言う上司から五月蠅く言われない様に、先回りしてCCPを受験して合格した後、SAAも受けろと言われ、バウチャーを貰っていたことです。CCP合格後、すぐに部署異動をしてしまったため、一度は受験を辞めることも検討したのですが、どうにも前の部署の呪縛が残っている様で、後味が悪いのと、業務でAWSを利用する機会が増えたので、知識を持っていれば何かと役に立つだろうと考え、受験に踏み切りました。ところが。。。それが泥沼へと繋がるとは思いも寄りませんでした。。。:scream: :scream_cat:

苦戦の要因

真逆3度も受験するとは最初は夢にも思っていませんでした。しかし、今回の受験を振り返って苦戦してしまった要因を分析しておけば、後学となるのではと考え、分析してみることにしました。SAAに苦戦してしまった要因は主に以下の3つだと考えています。

要因1: AWSをほぼ利用していない状況で受験に踏み切った

筆者がこの試験の受験を開始した当時AWSをほぼ利用していない状況でした。SAAは全くAWSを利用していない状況でただ教材の内容を暗記すれば合格出来るという性質の試験ではありませんでした。加えてAWSの利用無しにこの認定を受験するモチベーションの維持は非常に難しかったです。3回目の受験時はAWSを業務で利用していたため、モチベーションの維持が出来ました。この手のベンダー試験は矢張り日頃その製品を利用している人が知識の証明に利用したり、勉強のモチベーション維持には最適ですが、利用経験無しに受験するのは非常に苦痛です。

要因2: 膨大な数のサービスを網羅的に理解する必要が有った

SAAの試験範囲のサービスの数は膨大です。しかも、サービス名と特徴を単に暗記していれば合格出来る訳ではなく、複数のサービスの組み合わせを理解しておかなければ選択肢を絞り込むことが困難になります。業務でAWSを利用すると言っても、全てのサービスを利用する訳ではないため、日頃利用していないサービスの内容を覚えるのは苦労しました。また、1つの分野に複数のサービスが有る場合、各サービスの特徴と違いを理解する必要が有るため、覚える内容の量は膨大です。気になるサービスは業務で利用していない場合でも試しに動かしてみて理解するプロセスを取り入れても良かったなと思います。この点は反省点です。

要因3: 模擬試験の問題を解くのが辛すぎて後回しにしていた

後述のUdemyの模試は模擬試験問題集として比較的評判が高い教材ですが、解いてみると分かりますが、高難易度の問題ばかり65問、130分間格闘します。正直解くのが辛すぎてこの問題集を後回しにしていましたが、最初からこの問題集を繰り返し解いていればここまで苦戦はしなかったかもしれません。。。:scream: :scream_cat: 最初は正答率が低くても問題演習を繰り返して理解を進める方法で進める方法は今後積極的に採用していこうと思います。

試験対策

主に試験対策で利用した教材を列挙しておきます。

一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト直前対策テキスト

見開きでコンパクトにSAAに必要な知識を学べるテキストです。8時間でこの書籍を読み通せるレベルの人ならこの書籍での対策は不要かもしれません。よく出るキーワードを理解するのには最適なテキストとなるかもしれませんが、発売から2年が経過しているため、売り文句の鵜呑みは厳禁です。発売当時はこれ1冊一夜漬けで合格出来た可能性は有りますが、筆者は先述の通り、最終的にUdemyの模擬試験問題集を解き込んで受験に臨みました。

image.png

AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集

Udemyの教材です。筆者は4年以上前にこの教材を購入していました。。。:scream: 実はこの教材と対となっている試験範囲を解説した同じ著者の講座が有りますが、そちらは少なくとも筆者は合いませんでした。。。要点を絞った解説という訳ではなく、兎に角試験範囲を全て話すというコンセプトなのか、1つ1つの動画の時間が長く、話も単調で全く面白くありませんでした。よって途中で視聴を辞めてしまいました。この模擬試験問題集は最後の仕上げとして、難易度の高い問題を繰り返し解いて試験当日万全な状態で受験出来る様にすることを目的に利用しました。

受験当日の備忘録

筆者はテストセンターで受験したため、テストセンターで受験する時の内容です。

身分証は2種類必要

通常身分証明は1種類(多くの場合、運転免許証)で良い場合が多いと思いますが、何故かこの試験では2種類必要です。今回身分証が2種類必要なことを忘れてしまっていましたが、免許証と保険証はいつも持ち歩いているため、事なきを得ました。

まとめ

AWS SAAについて色々とまとめましたが、この試験ではモチベーションの維持に悩まされました。手持ちのバウチャーを利用せずに期限切れとなるのも悔しいと受験を開始したものの、矢張りAWSを利用しない人間が合格するにはハードルの高い試験でした。しかし、途中から業務でも利用する様になったので、最終的に勉強のモチベーションを維持することができ、合格することが出来ました。今後もAWSを利用する機会、特に運用管理する側の知識が必要になりそうなので、SysOps Administrator Associate、Security Speciality、Machine Learning Speciality(これは個人的興味)を取得しないなと思います。

Reference

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