概要
筆者は以前日本量子コンピューティング協会主催の量子エンジニア(エントリー)講座を受講し、認定試験に合格しました。その時、以下の記事を投稿しました。
それから約1ヶ月後に量子エンジニア(アドバンス)講座を受講し、こちらの認定試験も受験し、無事合格しました。あれから3ヶ月程経過していますが、記憶が残っているうちに記事にまとめておこうと思います。
そもそも量子アニーリング認定(アドバンス)とは?
形式は過去記事で投稿したエントリーの講座とほぼ同じです。全3回の講座を受講し、最終講義で発表される認定試験問題をTytanSDKを用いて解きます。解答はJupyter Notebook形式で保存し、指定の提出方法で提出します。採点後合格点に達していれば、認定となります。但し、提出期間が(当時は)最終講義から約2週間程の期間しかないため、計画的に進めないと提出期限に間に合わない可能性が有ります。
- 参考: 公式ページ
- 参考: Tytan SDK @ GitHub
- 参考: 講座情報 @ Connpass
受講料・受験料
筆者が受講した時期(2024年8月〜9月)は講座の受講自体は無料、認定試験も受験だけであれば無料でした。但し、正式な認定証を発行して貰う場合は、手数料として9,800円(これが実質受験料)必要となります。これはエントリーの講座と同様でした。認定講座は非常に分かりやすく面白かったのと、折角認定に合格したので、筆者は手数料を支払い認定証を発行して貰うことにしました。但し、今後は受講料、受験料共に有料化?される様です。但し、発行を依頼するシステムが当時は正常に動作しておらず、別途Discordで連絡をする必要が有ったり、別の認定の認定証が届いたりなど、まだ認定証の発行についてきちんと手順化されていない?のかと思われるトラブルに見舞われました。
教材及び認定試験
新しい講座になってから、教材は一部公開、認定試験は最終回の受講生にのみ公開されるというシステムになりました。
試験受験後
解答の提出は講師の方のDiscordのプライベートチャンネルを経由して行ったため、Discord経由で合格通知が来ました。
まとめ
量子アニーリング認定(アドバンス)コースを受講し、認定試験に合格したので記事を投稿してみました。ゲート式の方も受講したなと思っていましたが、現在開講されていないようですが、書籍などで勉強しようと思います。また、TytanSDKへのコントリビューションなどを通してアニーリングへの更なる理解を深めていきたいと思います。