令和2年度春期試験が新型コロナの影響で中止になり、およそ1年ぶりにIPAの情報処理技術者試験が実施されました。筆者は情報処理安全確保支援士試験(以下SC試験)を受験しました。応用情報に合格していたお陰で午前Ⅱから(午前Ⅰ免除)の受験でした。感触はよく分からないというのが実情です。。。 合否の結果はが運んでくる1ことになっているので、大人しく待つこととします。もし再勉強が必要になった場合に備えて、備忘録をまとめておこうと思います。
総合対策
マスタリングTCP/IP 情報セキュリティ編
オーム社より出版されているネットワーク技術書シリーズの情報セキュリティ編。コンパクトにまとまっており、重要な用語の解説も詳しく、試験範囲の知識を浅く広く身に付けるための参考書として利用。
情報セキュリティ10大脅威 2020
IPAが毎年発表している情報セキュリティ脅威に関する資料。個人、組織別に被害の多かったセキュリティ脅威に関する解説が掲載されている。午後対策として目を通した。資料は80P程度のPDFで公開されている。
午前Ⅱ対策
過去問道場
情報セキュリティの問題は基本情報や応用情報でも必答問題となるなど、なじみ深い分野です。そこで、午前Ⅱについてはいきなり問題を解いていくスタイルで臨みました。過去問道場はゲーム感覚で問題演習ができ、成績に応じて「段位」が付きます。筆者は最終的に「名人」になりました。
要点解釈 情報処理安全確保支援士
午後対策
午後問題の重点対策
午後頻出テーマについて過去問演習を行うための演習書として購入。解答用紙がダウンロードでき、本番さながらに演習が出来た。しかも、しばしばネットで午後対策の良書として取り上げられている。しかし、解説が文章中心(長文)で読んでいてくたびれてしまうことは否めない。(本番の練習にはなるかもしれない。。。)
午後の17問
解説は詳しいものの重点対策の様に長文が続くということも無く、取り組みやすい演習書だった。強いて言えば、重点対策の様に解答用紙が付いてこず、自分でノートに解答用紙を作らなければならない点が少し手間が掛かる。。。
ALL IN ONE 情報処理安全確保支援士
Amazonで見掛けて購入したが、結局午前の問題を確認程度に解いて、午後問題を最後の2週間ぐらいの追い込み演習に用いただけとなった。。。午後の17問を解き直す方針でも今思えば良かったかもしれないが、午後の解き方といった解説が載っているのは大変良かった。
まとめ
これらの書籍を活用して今回SC試験を受験しました。となってくれれば願うばかりです。再挑戦となった場合は、主に午後対策をやって臨むことになりそうなので、午後の17問と重点対策を中心に勉強しようと思います。
2020/12/26追記: 合否結果
昨日正午合否結果が発表されました。午前Ⅱ、午後Ⅰは突破しましたが、午後Ⅱが後もう少しの所で及ばず。。。午後Ⅱは試験時間が2時間と言うことも有り、実践演習をあまりやらなかったことが裏目に出てしまいました。但し、今回の受験でSCの間隔はつかめました。春期試験での合格を目指します。
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合格発表は12月25日クリスマスの日です。良いクリスマスになって欲しいものです。 ↩