以下の内容は2021年1月当時の内容です。参考の情報からも分かる様に、2022年から試験主催元変更の影響で、受験料が高額になります。
この試験を受けた当時は分かりませんでしたが、筆者は後にE資格も受験し、合格しました。この試験の主催元はこの試験がE資格より難易度が高いかの様に記載していますが、筆者の私見としてE資格の方が難しいです。
試験対策教材として現在は論文のみになっています。。。(100本ノックは廃止になった様です。)
AI実装検定協会主催のAI実装検定 S級の第1回試験が師走は26日に実施されました。受検してみたところ無事合格しました。故に、記憶が薄れないうちに色々dumpしておこうと思います。
なお、AI実装検定 A級については以下の過去記事にまとめています。
受験の動機
昨年の3月にA級を受験し、合格しました。S級は更に実践的な内容だと出題範囲を見た時に思ったため、E資格受験対策の一環で受験を思い立ちました。
AI実装検定 S級とは?
詳細は公式の紹介及び公式の出題範囲に書かれています。E資格と比較するとカバーする範囲は狭いものの、PyTorchによるDeep Learningの知識や画像処理に関する実践的な知識が問われると説明が有ります。
受験対策
以下のページに出題範囲のソースコードが公開されています。試験対策としてやったことはNotebookに目を通した程度です。
受検してみての感想
試験問題の質はA級の方が対策教材を協会自ら出しているためか、明らかに質の高い物でした。合格点は何点か分かりませんが、筆者の得点率を見る限りあまり高くないのでしょう。(50%??)実際に出題されている問題もDeep Learningや画像処理への理解を問うというよりは記憶力??やGoogleで調べる能力を問う??問題が大半だったと思います。加えて、S級対策として公開されているノックシリーズのソースコードは、Deep Learning(PyTorch)を学ぶのであれば、公式のドキュメントや技術書の方が遙かに内容が詳しく、画像処理に至ってはOpenCVと愚直に実装したソースコードの2種類を扱っているのは良いのですが、アルゴリズムまで理解して実装出来る必要が有るのか疑問の残る内容や消化不良になりそうな内容が簡潔に扱われているなど決して分かりやすい教材では無いと思いました。画像処理アルゴリズムの多くは正直消化不良でした。故に、画像処理の理解を深めるために画像処理エンジニア検定 エキスパートに挑戦しようと思います。
- 受験後に記事を執筆するために調べていると素晴らしいまとめ記事を発見しました。
まとめ
簡単ですが、AI実装検定 S級についてまとめました。ともあれAI関連の資格にまた1つ合格でき、幸先の良い2021年のスタートを切れました。今年はE資格と画像処理エンジニア検定 エキスパートに挑戦してスキルアップを図りたいと思います。
2021/1/11更新: 合格証書が到着
合格証書と名刺などに貼り付けられる合格ロゴが届きました。記念にQiitaとGitHubのアイコンを変更しようと思います。