概要
任意のページが更新されたか、注意深く確認しているつもりでも、監視対象が増えると、見落としが発生してしまいます。加えて、定期的にページにアクセスして確認するという手順は煩雑です。よって、自動確認してアラートが出来るソフトウェアはないかと探している時に見つけたのが、「Distill Web Monitor」です。これを使ってページの更新が有った時は自動的にアラートが飛ぶようにしたいと思います。
Distill Web Monitorとは?
任意のWebページが更新されているか定期的に監視し、更新されている場合は通知を行うアプリケーションです。Googole Chromeをはじめとるする主要なWebブラウザ向けの拡張機能やデスクトップアプリ版などが提供されています。無料で利用が出来ます。より高度な監視やアラートを使いたい場合は、有料版も有りますが、まずは無料版で試してみようと思います。
Google Chrome拡張機能のインストール
Google Chrome向けの拡張機能でDistill Web Monitorを利用しようと思います。実際に利用してみて便利だったら、デスクトップアプリ版なども利用しようと思います。
Distillアカウントの作成
アカウントを作成しなくても利用は可能です。しかし、アラートをメールで受け取りたい場合は、アカウントが必要になります。よって、アカウントを作成しました。サインインページから案内に従って入力し、メールアドレス確認のメールが送られてきたら、メール内のリンクをクリックしてアカウント作成を完了させます。
実際にアラートを作成
監視したいWebページを起動した上で、Distill Web Monitor拡張機能のアイコンをクリックすると以下のウィンドウが表示されます。「ページのパーツを選択」をクリックします。
今回は以下のRaspberry PiのAI Kitの入荷を監視しようと思います。現在は下図の様に在庫切れとなっており、購入が出来ません。
今回は以下の部分を監視することにします。在庫が入荷されれば、恐らく表示が変わるでしょう。
この商品は在庫切れ中です
監視オプション設定を下図の様に設定し、保存をクリックします。
監視リストに監視エントリが追加されました。
資格の申込受付の開始がページに掲載されるタイミングでアラートが飛ぶと申し込み忘れを防止できて便利なので、幾つか監視リストに追加してみることにしました。
まとめ
Webページの更新を監視するためにDistill Web Monitorを導入してみました。監視の設定などはとても簡単に出来ます。まだアラートは受け取っていないため、何とも言えませんが、今回設定した幾つかのページで更新を観測した通知が届いてから今後積極的に利用するか考えようと思います。