インテグレーションサービスHULFT Square を使い始めたときの、基本的な手順や機能についてご紹介します。
公式ドキュメントにも詳細は載っていますが、全部の項目について掲載されているのでその中からかいつまんでお話していきます。詳しく知りたい!という内容はぜひドキュメントを参照ください。
ユーザー登録
管理者からアカウントを発行してもらいます。メールアドレスがあればユーザー招待ができ、招待されるとユーザー登録用のリンクがメールで送られてきます。
ユーザー登録が完了すると、ログイン情報がメールで届きます。それらの情報を使って、次回からはHULFT Squareにログインできます。
ログイン
メールで送られてきたログインページにアクセスし、ユーザーIDとパスワードを使ってログインします。
ログアウト
ログイン後、画面右上の名前アイコンから「ログアウト」を選択できます。
言語切り替え
HULFT Squareでは、表示言語を英語と日本語から選択できます。
設定にはまず右上の名前アイコンから「個人設定」を開きます。
マイプロファイルで言語の確認ができます。変更する場合は、画面右の「編集」を押下します。
サービス
サービスは、データ連携プロセスの実行エンジンです。
DataSpiderのサーバーに該当します。デザイナで作成した処理を指定したサービスで実行します。
プロファイル
プロファイルは、コネクションや変数、カレンダーのリソースの切り替えを行うために使用します。
DataSpiderの種別に該当します。
コネクション
コネクションでは、HULFT Squareから接続する外部のサービスへの接続設定をします。
新規作成から進み、利用するコネクターと種類を選択します。
コネクションの名前と利用ワークスペースを設定します。
接続設定をします。
プロファイルの設定をします。
以上でコネクションを作ることができます。
プロジェクト
データインテグレーションのプロジェクトを作成します。
作成するワークスペースに移動し、プロジェクトを作成します。
「プロジェクトを作成」からプロジェクトを新規作成できます。
スクリプト作成
プロジェクトを新規作成すると、編集のためプロジェクトを開く画面が表示されます。
この画面でスクリプトにて利用するプロファイルとIntegrateサービスを指定します。
作成したコネクションに割り当てていないプロファイルを選択すると、作成したコネクションがスクリプト内で選択できないため、注意してください。
スクリプトを作成するため、デザイナーを起動します。初回起動時には「HULFT Square Designer」のインストールが必要なので、画面のリンクからインストールを実施してください。
デザイナーが開かれます。
プロジェクト作成時に「スクリプトを作成」にチェックを入れると、初回からスクリプトができている状態になります。今回はチェックを入れていないため、手作業でスクリプトを作成します。
あとは右側のツールパレットから処理のアイコンを選択し、データ連携のスクリプトを作成していきます。
処理アイコンの設定にある「接続先」で、事前に作成したコネクションを選択します。
プロジェクトを開く際に指定したプロファイルに含まれるコネクションが、一覧で表示されます。
ログの確認
HULFT Squareはデザイナー画面でもスクリプトを実行できます。実行ログはデザイナーの中央下に表示されますが、詳細を知りたい場合は、HULFT Squareのログ一覧から確認できます。
他にもHULFT Squareには便利な機能がたくさん搭載しています。
公式ドキュメントも併せてご確認ください。