1. Material Iconsとは?
Material Iconsは、Googleが提供する美しいアイコンセットで、次の特徴があります。
無料で使用可能:商用・非商用問わず、自由に利用可能。
豊富な種類:数千種類のアイコンがあり、UIデザインに適したものが見つかります。
カスタマイズ可能:色やサイズを自由に調整可能。
SVGとフォント形式:CSSフォントとして使うか、SVGとして直接使うこともできます。
2. Material Iconsの使い方
2.1 Google Fontsからの導入(HTML・CSSでの使用)
Google FontsでMaterial Iconsを探す
Google FontsのMaterial Icons にアクセスします。
HTMLにリンクを追加する
以下のコードをHTMLファイルの
<link href="https://fonts.googleapis.com/icon?family=Material+Icons" rel="stylesheet">
HTML内でアイコンを表示する
タグにmaterial-iconsクラスを使ってアイコンを指定します。
<span class="material-icons">home</span>
結果:🏠(homeアイコンが表示されます)
2.2 サイズと色のカスタマイズ
1. サイズの変更
CSSでフォントサイズを指定することで、アイコンのサイズを変更できます。
<span class="material-icons" style="font-size:48px;">home</span>
結果:48pxサイズのhomeアイコンが表示されます。
2. 色の変更
CSSでcolorプロパティを使うと、アイコンの色を変更できます。
<span class="material-icons" style="color: red;">favorite</span>
結果:❤️(赤色のfavoriteアイコン)
2.3 Material Iconsのスタイルバリエーション
Material Iconsには、複数のスタイルが用意されています。
Filled(デフォルト):で使用。
Outlined:枠線だけのスタイル。
<link href="https://fonts.googleapis.com/icon?family=Material+Icons+Outlined" rel="stylesheet">
<span class="material-icons-outlined">home</span>
Round:角の丸いデザイン。
<link href="https://fonts.googleapis.com/icon?family=Material+Icons+Round" rel="stylesheet">
<span class="material-icons-round">home</span>
Two-Tone:2色のデザイン。
<link href="https://fonts.googleapis.com/icon?family=Material+Icons+Two+Tone" rel="stylesheet">
<span class="material-icons-two-tone">home</span>
3. SVG形式での利用
アイコンをSVG形式で利用することも可能です。SVGは軽量で拡大・縮小しても画質が劣化しません。
Google FontsのMaterial Iconsページから、使いたいアイコンを検索し、「Download SVG」をクリックしてSVGファイルをダウンロードします。
HTMLにSVGを埋め込む
ダウンロードしたSVGをHTMLファイルに直接挿入します。
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" height="48" viewBox="0 96 960 960" width="48">
<path d="M480 936q-17 0-28.5-11.5T440 896V616H320q-17 0-28.5-11.5T280 576q0-17 11.5-28.5T320 536h120V416q0-17 11.5-28.5T480 376q17 0 28.5 11.5T520 416v120h120q17 0 28.5 11.5T680 576q0 17-11.5 28.5T640 616H520v280q0 17-11.5 28.5T480 936Z"/>
</svg>
4. Material IconsをReactで使う
Material IconsをReactで使用するには、次のような手順を取ります。
Google FontsからリンクをHTMLに追加
public/index.htmlに以下を追加します。
<link href="https://fonts.googleapis.com/icon?family=Material+Icons" rel="stylesheet">
Reactコンポーネントで使用
spanタグを使ってアイコンを表示します。
import React from 'react';
function HomeIcon() {
return <span className="material-icons">home</span>;
}
export default HomeIcon;
5. アイコンの使いどころとデザインのポイント
ナビゲーションメニュー:ホームアイコンやメニューアイコンで使いやすさを向上。
アクションボタン:お気に入りやシェアのボタンにアイコンを使って直感的なUIを提供。
フィードバック:成功やエラーのアイコンを使ってユーザーに状態を示す。
6. まとめ
Material Iconsは、Googleが提供するオープンソースのアイコンセットで、ウェブサイトやアプリケーションで簡単に使えます。HTMLやCSS、SVG、Reactなど、さまざまな形式で利用でき、UIを向上させるための重要なツールです。
無料で使用可能で、豊富なアイコンセットを活用できます。
色やサイズを自由に変更し、プロジェクトに合わせたデザインが可能です。
ReactやSVGを使った応用も簡単で、幅広い場面で活用できます。
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