比較的新しいAWS 認定 データベース – 専門知識の試験に向けて私が学習した内容を書きます。
前提条件
- RDB/NoSQLを利用したソフトウェア開発の経験あり
- RDBは性能向上を目的とした設定、クエリチューニングの経験あり
- RDBのマイグレーション、データベース移行の経験もあり
Web系開発が長いこともあり、データベースの経験も同様に長くあるのが私の前提となっています。
試験範囲の概要
試験ガイドにも記載されている通り、以下のような分野、比重となっています。
分野 | 試験における比重 |
---|---|
分野 1: ワークロード固有のデータベース設計 | 26% |
分野 2: 展開および移行 | 20% |
分野 3: 管理および運用 | 18% |
分野 4: 監視およびトラブルシューティング | 18% |
分野 5: データベースセキュリティ | 18% |
学習内容
復習もかねて、以下の資料(Blackbelt等)を読み込みました。
資料など
20190828 AWS Black Belt Online Seminar Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility
20190424 AWS Black Belt Online Seminar Amazon Aurora MySQL
AWS Black Belt Online Seminar 2016 AWS Database Migration Service
AWS Black Belt Online Seminar 2017 Amazon ElastiCache
20200714 AWS Black Belt Online Seminar Amazon Neptune
AWS Black Belt Online Seminar 2017 Amazon DynamoDB
AWS Black Belt Online Seminar 2018 Amazon DynamoDB Advanced Design Pattern
AWS Schema Conversion Tool
Amazon Quantum Ledger Database(QLDB)
模擬試験など
模擬試験なども実施しました
公式サンプル問題 10問
公式模擬問題(20問)
Udemy | AWS Certified Database Specialty Practice Exams
その他
AWSマネジメントコンソールで、RDS等は多く触りました
特に、RDSパラメータについては、再起動の影響がでるもの、でないもの、そもそも変更できないもの
CloudWatchで見ていくべきメトリクス等、運用していく上でちゃんと考慮すべき内容を重点的に見直しました
おわりに
試験には合格しましたが、
- データベースは多くのシステムで重要な役割を持つことが多い
- データベースが起因でトラブルが発生すると、原因分析や復旧が大変、かつ、時間をかけている状況ではないことが多い
- ユースケースや業務要件をしっかりくみ取ってデータベース設計しないと後が大変
という痛い目を見た経験もあるので、この機会は今までの見つめなおしができ、改めてよかったと思っています。