はじめに
2022年6月15日にInternet Explorerのサポートが終了しました。
そこで今回は、これから使うことが増えそうなIE非対応のCSSプロパティを5つ紹介します。
gap
gap: 30px 50px;
gap
はFlexboxやCSS Gridで隣接する要素間の間隔を設定できます。
row-gap
(行間)とcolumn-gap
(列間)の値を指定できます。
1つのみを指定した場合、行間と列間が同一の値になります。
「要素間の間隔」なので、外側にはみ出しません。
line-clamp
display: -webkit-box;
-webkit-box-orient: vertical;
overflow: hidden;
-webkit-line-clamp: 2;
line-clamp
は、テキストを指定した行数で省略表示することができます。
文末には3点リーダーが表示されます。
使用するには、line-clamp
以外に3つのプロパティを設定する必要があります。
background-clip: text
background-clip: text;
background-clip: text
は、背景をテキストでくり抜くことができます。
content-box
なども設定できますが、text
はIE非対応です。
filter
filter: contrast(200%);
filter
は、ぼかしや色変化などのグラフィック効果を適用します。
blur
(ぼかし)、contrast
(コントラストの調整)、grayscale
(グレースケールへの変換)などを設定できます。
accent-color
accent-color: pink;
一部のフォーム要素(チェックボックス、ラジオボタン、レンジスライダー、プログレスバー)のアクセントカラーを変更できます。
参考