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プログラミングを学んで2ヶ月半でAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-を取得したので勉強法をまとめてみる

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はじめに

プログラミング未経験からスクールに入学し、2ヶ月半後の卒業するくらいのタイミングでAWSのソリューションアーキテクトアソシエートを取得しました。
勉強期間は2週間フルコミットしました。
取得しようと思った理由は①AWSを触ってみて楽しかったから、②取得できたら就活の時に自走能力アピールできるかなと思ったからです。

最近勉強法などを聞かれることが多いので簡単にまとめておこうと思います。

※こちらは2020年3月1日受験時点での内容となります。ご了承ください。
※また、試験内容は2020年3月23日以降バージョンが変わりますのでご注意ください。

筆者の前提知識レベル

  • 基本情報技術者試験 取得済み
  • ポートフォリオ作成時にAWSサービス使用経験あり(IAM, EC2, S3, RDS, ELB, CloudFront, Route53, ACM)

試験について

試験についての情報はたくさんあるので詳細は割愛しますが、テストセンターに行って受験します。
オンラインで申し込んでテストセンターさえ空いてればすぐにでも受験できます。
僕は申し込んでから5日後くらいに受験しました。
試験料は15000円(税別)です、高いですね。笑

試験内容について

AWSのソリューションアーキテクトアソシエート(以下、SAA)の位置付けや概略については以下のリンクがとても参考になりました。
https://qiita.com/fukubaka0825/items/238225f9e4c1962bc00c

一応簡単に説明しておきますと、Well-Architected Frameworkで提唱されている5つの設計原則に沿った設計ができるかどうかを試す試験です。

分野 比率
1. 信頼性 34%
2. パフォーマンス効率 24%
3. セキュリティ 26%
4. コスト最適化 10%
5. 運用上の優秀性 6%

*ちなみに2020年3月23日以降は以下のようになります。
運用上の優秀性が無くなる他、信頼性の比率が下がってセキュリティとコスト最適化の比率が上がってますね。

分野 比率
1. 信頼性 30%
2. パフォーマンス効率 24%
3. セキュリティ 28%
4. コスト最適化 18%

要するにアプリケーションを開発する各ケースにおいて、満たしたいパフォーマンスレベルやセキュリティを担保できて、かつコスト最適なアーキテクチャ設計をするためにはどういうサービスをどの設定で組み合わせて使えばいいかを問われる試験です。

勉強法について

肝心の勉強法についてですが、まずSAAの試験は範囲がとても広いです。
なので多くのサービスについて何ができるサービスなのかを知る必要があります。

僕はポートフォリオ作成時にいくつかサービスを使ってたのでいきなり試験勉強から入りました。
SAA対策本ではないですが、AWSのサービスを地図的に理解するには以下の本がわかりやすいそうです。
試験は受けないけど、AWSの各種サービスについてざっくり知りたいという人にもオススメです。

図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

使った教材

僕が実際に使った教材は以下です。

インプット編

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け22時間完全コース)
有名なのでご存知の方も多いと思います。
ハンズオン形式で実際に手を動かしながら学ぶことができます。
ただ22時間と長いです。。。僕は途中で飽きてやめてしまいました。笑
僕は動画教材が基本的に合わないのですが、動画教材が好きな方にはオススメです!
模試が2回分ついてくるのも嬉しい。

徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ
通称黒本と言われているものです。
各種サービスについての概要がわかりやすく書いてあります。
わりと試験に特化した記述という印象でした。

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
オレンジの本。
個人的にはこの本が一番オススメです!
内容が充実してますし、後々辞書的にも使えそうだなと思いました。

一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 直前対策テキスト
最も試験に特化した本です。
資格取得という目的であればオススメですが、実用的な知識を身に付けたいということであれば③の本の方がオススメです。

アウトプット編

AWS SAA 公式模擬試験
公式サイトが出している模擬試験で2000円で受けれますが、問題数が25問と少なめです。(本番は65問)
本番より簡単な問題なので、あくまでも本番の形式を知りたいという人向け。
オススメする人が多いですが、個人的には受けなくてもよかったかなと思います。

AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)
Udemyの模試です。5回分もあるのが嬉しい。そして何より本番と同等かそれ以上に難しい問題が多い。
参考書にも問題はついてきますが、わりと簡単な問題が多めです。
この模試は難しいですが、ぜひチャレンジすることをオススメします。
難しくて心折れそうになりますが、これが理解できるようになれば合格の可能性はだいぶ高まるのではないかと思います。

実際に勉強した順番としては

  1. まずは過去問を見てどういう問題形式でどういう難易度かを知る
  2. Udemy(①)を見て途中までやるが飽きて挫折する笑
  3. 黒本(②)を読む
  4. オレンジの本(③)を読む
  5. 公式模擬試験(⑤)を受ける
  6. Udemyの模試(⑥)を受ける
  7. 全然できなくて絶望して一夜漬けの本(④)を読む笑
  8. 模試の復習をして本番

という感じです。

本でインプットする場合は最低2冊やることをオススメします。1冊じゃ網羅しきれません。
例えば黒本(②)はベストプラクティスの5つの原則に基づいた章構成になっており、オレンジの本(③)は各サービスごとの章構成になっているので違う視点から学べてとてもよかったです。

そしてインプットをできるだけ早めに終わらせてさっさと模試を受けるのがオススメです。
どれだけインプットを頑張ってもできない問題が多々あるので、実際に問題を受ける中で慣れていくのが一番効率がいいと思います。
できなかった部分を各参考書やUdemyで復習するのがいいと思います。

最後は模試をひたすら復習してました。

こんな感じで2週間フルコミットしたら合格できました。

おわりに

試験合格に特化するのであれば参考書と模試をやりまくれば十分合格できると思います。
実際にサービスを使えるレベルを目指すのであれば、やはりハンズオンなどで実際に自分でサービスを使ってみるのが一番いいでしょう。

僕は無事合格はできたものの、最後の方は試験合格のための勉強になっていた感が否めず、各サービスをきちんと理解して使いこなせるかと言われると怪しいです。
この辺は反省を生かしながら徐々に使いこなせるようになっていきたいと思います。

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